
ブログの収益化に向けて、Googleアドセンスの審査に挑戦したいと思っています。審査に合格するには、どんなことをすれば良いですか?
こんな疑問に答えていきます




Googleアドセンスの審査は、年々厳しくなってきている印象ですが、基本を押さえれば ブログ初心者でも合格できます。
ここでは、2020年4月、5月に合格させたサイトを元に、審査通過までにやるべきことを具体的に紹介していきたいと思います
本記事の内容
- アドセンス審査に合格するには?【目指すべきサイト像】
- アドセンス審査を通過するためにやるべきこと【見本あり】
- アドセンス審査でよくある疑問【検証結果と考察】
- アドセンス審査に落ちた時の対処法
この記事を参考にすることで、Googleアドセンス審査通過へ向けて”やるべきこと”が具体的に分かります。
本記事の信頼性
- 所有サイトで合格経験9回【一つ期限切れに..】
- うち検証用ブログ2つで合格【コロナ禍の4、5月】
- ブログコンサルによるアドセンス合格者、過去3名【趣味】
- 2020年から審査サポートも始めました【3名サポート中・1名合格】
この記事を書いている僕は、Googleアドセンス審査に関してはそこそこ得意な方です。
先日も検証用に作ったサイト2つをコロナ禍の状況でも合格させることができました。(うち1つは「はてなブログ」の無料版です)
WordPressで検証
はてなブログで検証
「合格経験の回数」なんて、何の自慢にもなりませんが、数をこなしたおかげで分かってきたこともあります。
なので、これまでの経験に最新の情報もプラスして、ここで紹介して行きたいと思います。
ちなみに、実際に合格させたサイトはこちら>>
このサイトはアドセンス審査の最新状況を確認するために作成した検証用のサイトで、合格以来ほとんど内容を変えていません。
(※審査結果についての追記だけしてます)
これを元に、審査通過までにやるべきことを解説していきます。
Googleアドセンスの審査に向けて、やるべきことがよくわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
審査通過に向けてやることは沢山あります。
少し長くなりますが、このページをブックマークするなどして、コツコツ進めていってください
目次
Googleアドセンスとは?【審査の目的を知る】
Googleアドセンスというのは、あなたのブログに訪れたユーザーに向けて、最適な広告を表示してくれる広告サービスのこと。
読者がクリックするだけで報酬が発生するので、ブログ初心者でも比較的稼ぎやすい「人気の広告サービス」となっています。
▼こんな感じの広告です▼
そして、この「Googleアドセンス広告」を掲載するには一定の基準があり、審査を合格しなければ掲載できないようになっています。




最近では、審査の基準も厳しくなってきていて「なかなか審査に合格できない」という人も少なくありません。
Googleアドセンス審査を通過するには?【目指すべきサイト像】
Googleアドセンスの審査に通過するには、「アドセンスが求めるサイト像」を目指す必要があります。
そして、そのサイト像に近づけるには、以下の5つを押さえておかなくてはいけません。
アドセンス審査通過のポイント
- 読者の悩みや疑問を解決する内容である
- 複製されていないオリジナルコンテンツ
- プログラムポリシーに違反していないサイト
- 操作性がよく各記事にたどりつきやすい
- 十分なコンテンツのボリューム
少なくともこれらの基準をクリアしていないと、審査にはなかなか通りません。
それぞれ解説しますね
①:読者の悩みや疑問を解決する内容
審査に合格するには、読者の「疑問」や「悩み」を解決する記事でないといけません。
Googleアドセンスは、記事内容に「有用性(人の役に立つこと)」を求めていて、これを意識しないと審査を通過することができません。
ポイント
わかりやすい例で言うと「○○の方法」とか「○○の手順」といったようなハウツー系の記事だったり、「○○を使ったみた」というようなレビュー系の記事も有用性のある記事となります。
「これ誰が読むの?」という日記のような記事では、「価値がないコンテンツ」と判断されてしまうので注意してください。
②:パクリじゃないオリジナルの記事である
アドセンス審査に通過するには、オリジナルの記事でないといけません。
Googleは、検索結果に多様性を持たせたがってるので、すでに世の中に存在する似たような記事は「価値がない」と判断してしまいます。
(※多様性というのは、いろないろいろな種類や傾向のものがあること。)
価値がないコンテンツの例
- 他人の記事を丸々コピーしたサイト
- 他人の記事の「語尾や言い回し」を変えただけの内容
- 人の記事をリライトしただけで独自の意見や感想が含まれない記事
人の記事内容をそのままパクるのはもちろんダメですが、言い回しを変えてリライトしたくらいの内容でも「価値がない」と判断されるので、注意してください。
③:プログラムポリシーに違反していないサイト
Googleアドセンスが掲げるプログラムポリシーに準拠していないと、審査に合格することはできません。
もう、これに関しては絶対なのでしっかり守ってくださいね
守るべき項目
- 違法なコンテンツ
- 知的財産の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 不適切な表示に関するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待や小児性愛に関するコンテンツ
詳しくは、アドセンス公式ヘルプの「Googleサイト運営者/パブリッシャー向けポリシー」で確認できるので、一度目を通しておきましょう。
④:操作性がよく各記事にたどりつきやすい
Googleアドセンスの審査では、サイトの操作性もチェックされます。
要は、読者が求めている「情報」にたどり着きやすいか? ということですね。
操作性の良いサイトの例
- トップページから2クリック以内で各ページへ行ける
- カテゴリー分けがしっかりされていて、わかりやすい
- Passなどで記事がロックされていない状態
- リンクをたどって全てのページに行くことができる
ここはあまり難しく考えず、上記がクリアできていれば問題ないです。
注意ポイント
意外とやりがちなのが、固定ページへのリンク忘れです。
WordPressなどで固定ページを作った場合、メニューリンク内(ヘッダー、フッターなど)に含めないと、トップページからリーチできません。
審査の段階では、公開している全てのページにトップページからたどり着けるようにしておきましょう。
⑤:十分なコンテンツのボリューム
当然ですが、サイト内の記事数や、文字数のボリュームも審査の対象になっています。
立ち上げたばかりで、中身がペラペラのサイトでは審査に通りません。
コンテンツボリュームの一例
- 記事数:【5~20記事】
- 文字数:【1000~2000文字】




上記のコンテンツボリュームはあくまで一例です。
詳しくはこのあとの「やったことリスト15」の中で解説します。
ある程度の記事を公開した状態で審査に申し込むようにしましょう。
【ポイント】関係者がWinWinになれるサイト作り
審査に通過するポイントは、Googleアドセンス広告に関わる全ての人が WinWinの関係になれることです。
それぞれが、どのように関係して”報酬”が発生しているのかを知ると、なんとなくイメージできると思います。
報酬発生までの流れ
- 読者が悩みの解決方法を検索
- 悩みを解決できる記事に出会う
- 記事内で「悩み解決」につながる広告を発見
- 読者が広告をクリックし商品サービスを購入
- 商品サービスが売れて広告主が儲かる
- 広告主からアドセンス側に掲載料が入る
- Googleアドセンスからサイト運営者に報酬が入る
この流れがあって初めて、それぞれがメリットを得られるようになります。
アドセンスに関わる人のメリット
- ユーザー(読者):【悩みの解決】
- 広告主:【商品が売れて儲かる】
- Googleアドセンス:【広告掲載料が入る】
- サイト運営者(私たち):【紹介料報酬がもらえる】
この構図が理想的なわけで、Googleアドセンスは「ユーザー」はもちろん「広告主」も大切にしなければいけない立場なんですね。




Googleアドセンス審査通過までにやること【15リスト】
ここからは、Googleアドセンスの審査に通過するまでに、やるべきことを全て紹介していきます。
全部で15項目あるのですが、大きく分けると2種類に分けることができます。
- コンテンツ以外のこと:[サイトの設定・準備など]
- コンテンツ作成でやるべき事:[有益な記事を作る為に]




そして、この2つをクリアするためにやった内容が以下のとおりです
審査通過までにやったこと
- 独自ドメインでサイトを準備【WordPress】
- Googleアナリティクスの設置
- Googleサーチコンソールの設定
- XMLサイトマップの作成と送信
- プライバシーポリシーの準備
- お問い合わせページの作成
- ナビゲーションメニューを作成
- サイドバー内の不要な項目を削除
- 合格しやすそうな記事ネタを選ぶ
- 記事タイトルは有用性をアピール
- 記事のタイトルが被らないようにする
- 記事内容はオリジナリティを意識する
- 見出しは最低3つ以上いれる
- 1500文字以上で最低5記事から
- カテゴリーを増やしすぎない【1カテゴリー5記事を目安】
赤色が「サイトの準備」に当たる項目で、青色が「コンテンツ作成」に関する部分です。
それでは、それぞれ解説していきます。
Googleアドセンス審査の準備「記事を書く前」にやること
まずは、コンテンツ(記事)を書き始める前にやっておくべきことです。
先にやること
- 独自ドメインでサイトを準備【WordPress】
- Googleアナリティクスの設置
- Googleサーチコンソールの設定
- XMLサイトマップの作成と送信
- プライバシーポリシーの準備
- お問い合わせページの作成
- ナビゲーションメニューを作成
- サイドバー内の不要な項目を削除
既に記事を書き始めていて、上記が終わっていない方は、早めに済ませておきましょう。
順番に解説していきます。
①:独自ドメインでサイト作成【WordPress】
アドセンス審査に通過させたサイトは、独自ドメイン(WordPress)でサイトを準備しました。
これに関しては基本中の基本なので、解説不要かもしれませんが・・・
無料ブログ(はてなブログなど)で審査に申し込むのは、ものすごく通りにくいので注意してください。




はてなブログで検証した結果「合格」は出来ましたが、やっぱり難しかったです。
理由としては、サイトマップ送信の互換性によるものと、無料ブログ特有のシステムによるものです。
※追記:はてなブログで審査通過するためにやるべき事については、読者さんからの反応がよければ書こうと思います。Twitterやコメントなどでご意見頂ければ幸いです。
ちなみに、Googleアドセンス自体も、独自ドメインの利用を推奨しています。(※アドセンス公式ヘルプ参照)
なので、しっかりアドセンスに合格したいのであれば、独自ドメイン『WordPress』で審査サイトを作りましょう。
独自ドメインでブログを開設する方法については、【※簡単】WordPressブログの始め方【知識ゼロでもOK!初心者用マニュアル】を参照してください。
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【知識ゼロOK】WordPress(ワードプレス)ブログの始め方を完全解説【初心者向け!】
続きを見る
②:Googleアナリティクスの設置
Googleアナリティクスというのは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールのことです。
アドセンス審査に申し込むサイトは、これを前もって設置しておかなければいけません。
以下、アドセンス公式も推奨しています
Google アナリティクスは、ウェブサイトのトラフィックやマーケティングの効果を把握するのに役立つウェブ解析ソリューションです。
高度で柔軟性に優れた機能は、使い勝手も抜群。革新的な方法でトラフィック データを分析できます。
分析結果に基づいてウェブサイトのデザインを改善することで、マーケティング力の強化にもつながります。
詳しくはGoogleアナリティクスをWordPressに設置する方法【やっておくべき初期設定3つ】のページで紹介しているので、そちらを参照してください。
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GoogleアナリティクスをWordPressに設置する方法【やるべき初期設定3つ】
③:Googleサーチコンソールの設定
Googleサーチコンソールの設定も、アドセンス審査に必要です。
サーチコンソールというのは、Googleが提供する無料のサービスで、サイトの検索順位を確認したり、エラーやペナルティを確認・改善するために便利なものです。(※略して「サチコ」と言ったりします)
ポイント
アドセンスの審査では、サイト自体が適正に運用され「不具合が起きていないか?」「公開されたページを正しく認識できるか?」など、いろいろな部分をチェックされます。
それらを監視し、適正な審査をしてもらうためにもサーチコンソールは必要不可欠なので、必ず設定する用にしましょう。
サーチコンソールの設定方法については、サーチコンソールをWordPressに設定する方法のページを参照してください。
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サーチコンソールをWordPressに設定する手順【確認コードの貼り方まで】
続きを見る
④:XMLサイトマップの作成と送信
Googleアドセンス審査に通過するには、XMLサイトマップの作成・送信も必要です。
XMLサイトマップというのは、サイトの設計書みたいなもので、あなたのサイト内にあるコンテンツの存在や、全体の構造を認識してもらうために必要なものです。
XMLサイトマップの作成・送信の方法についてはWordPressでXMLサイトマップを作成しサーチコンソールへ送信する方法で解説しているので、そちらを参照してください。
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【WordPress】XMLサイトマップ作成~サーチコンソールへの送信手順
続きを見る
⑤:プライバシーポリシーを準備する
アドセンス審査に合格するには、プライバシーポリシーの設置も必要です。
プライバシーポリシーというのは、個人情報の利用目的や、その管理方法を記載し公開したページのこと。
アドセンス公式ヘルプでも記載されていますが、これを設置しておかないと 審査を通過できません。
AdSense サイト運営者様は、ウェブサイトに広告を掲載することで、そのサイトを訪れたユーザーのブラウザに第三者が Cookie を保存したり、保存された Cookie が第三者によって読み取られたり、第三者がウェブビーコンを使って情報を集めたりする可能性があることについて、これを明示するプライバシー ポリシーを掲載し、その内容に準拠する必要があります。
引用:Adsenseヘルプ
プライバシーポリシーの準備方法については、【コピペOK!】プライバシーポリシーの雛形テンプレ【WordPressに設置する手順】を参照してください。
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【コピペ可】プライバシーポリシー雛形テンプレ【WordPress(Cocoon)で解説】
続きを見る
⑥:お問い合わせページの作成
お問い合わせページは、アドセンスの審査というより、サイト運営において必要なものです。
お問い合わせページを設置していないと、閲覧者からの質問や、コンテンツに関する指摘への対応もできなくなるので、しっかり設置しておきましょう。




非公開のアフィリエイト案件や、特別単価の提案も来たりしますよ
お問い合わせページの作成方法についてはWordPressに「問い合わせフォーム」を設置する方法のページを参照してください。
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WordPress用「問い合わせフォーム」の作り方【プラグイン|Contact Form 7】
続きを見る
⑦:ナビゲーションメニューを作成
ナビゲーションメニューの設置もアドセンス審査にはとても重要です。
ナビゲーションメニューというのは、ブログの上部やサイドバーに並んでいる重要なページにすぐに到達できるリンクのこと。
これは「操作性の良いサイト」にするために必要な項目で、「お問い合わせページ」や「プライバシーポリシー」にも、トップページからすぐにアクセス出来るようにしておかなければいけません。
✔ ヘッダーメニュー【各記事ページへ繋がるリンク・カテゴリなど】
✔ フッターメニュー【プライバシーポリシー・問い合わせページなど】
こんな感じで設定すると、訪れたユーザーもアクセスしやすくなるので、しっかり設定するようにしましょう。
注意ポイント
「問い合わせページ」「プライバシーポリシー」などは固定ページで作成するので、そのまま公開しただけでは、トップページからアクセスできません。
公開されているのにトップページから見に行けないページが存在すると不合格になってしまうので、しっかりメニュー内に含めるようにしましょう。
これが原因で不合格になることもあるので、注意してください。
⑧:サイドバー内の不要な項目を削除
審査するサイトのサイドバーにある不要なコンテンツ&リンクは削除してください。
というのも、アドセンス審査では、サイトからアクセスできる全てのページが審査の対象となるので、不要なコンテンツへのリンクはデメリットになるからです。
とりあえず、以下の項目があれば十分です。
- カテゴリー
- サイト内検索
- 簡単なプロフ(なくてもOK)
ワードプレスで新規ブログを立ち上げると、サイドバーに「メタ情報」などが公開されている場合がありますが、これらは審査において不要ですので削除してください。
サイト内にコンテンツが少ないうちは、アーカイブ、タグページも、不十分なコンテンツの原因になるので、削除しておきましょう。
下の画像は検証要サイトのサイドバーの状態です。
なんだか物足りない気もしますが、これらは合格してから増やせばいいので、審査用の段階ではこれくらいにしておきましょう。




ここまでで、サイト内の基本的な設定や準備は完了です。
次は、コンテンツ(記事)に関してやるべきことを解説していきます
Googleアドセンス審査「コンテンツ作成」でやるべきこと
次は、コンテンツ作成でやるべきことです。
記事作成でやること
- 合格しやすそうな記事ネタを選ぶ
- 記事タイトルは有用性をアピール
- 記事のタイトルが被らないようにする
- 記事内容はオリジナリティを意識する
- 見出しは最低3つ以上いれる
- 1500文字以上で最低5記事から
- カテゴリーを増やしすぎない【1カテゴリー5記事を目安】
それぞれ順番に説明します。
⑨:合格しやすそうな記事ネタを選ぶ
アドセンス審査においては、できるだけ合格しやすそうな記事ネタを選びましょう。
合格しやすそうなネタというのは、あなたの「得意な事をテーマにする」ということです。
アドセンス審査では、「人の役に立つコンテンツ(有用性)」が求められます。
そうなると、人の役に立つ情報を届けられるだけの、知識や経験が必要になってくるわけです。
それをカバーするには、得意なことを書くのが一番です。
例えば、以下のような内容ですね
- 自分の仕事(職業)に関すること
- 自分の趣味や特技に関すること
- 興味があり、これから体験する予定のこと




ネタに出来ることって世の中に無限にあります。
でも、「人の役に立つ」+「すぐに書けそうなネタ」って意外と限られて来るんですよね。
アドセンス審査におけるネタ選定については、アドセンス審査用ブログに最適なネタとは?で解説しているので、そちらをご覧下さい。
-
-
アドセンス審査用ブログに最適なネタ3つ【内容に求められるのは?】
続きを見る
⑩:「有用性」をアピールした「記事タイトル」にする
記事のタイトルは、できるだけ有用性をアピールしたタイトルを付けるようにしましょう。
有用性をアピールしたタイトルにすることで、記事の着地点も決めやすくなりますし、価値あるコンテンツに近づけることができます。
例えば、以下の二つのタイトルを見たとき、どちらが価値のありそうな記事に感じますか?
- 【✖】筋トレに挑戦!筋肉痛が辛いけど頑張りました
- 【◎】筋トレによる筋肉痛の解消法!おすすめストレッチ3選
※[筋トレ・筋肉痛]というキーワードで記事を作った場合
①は、結局何が言いたいのかわからないタイトルですが、②では、どんな情報が書かれているのか、なんとなくイメージできますよね?
①は、まさに日記のような文章になってしまう典型的なパターン。「何について書かれているの分からないタイトル」は、価値のないコンテンツなる大きな原因なので注意してください。
「検索意図」を知ると、有用性のヒントが見つかる
そもそも、人が求めている「悩み」や「疑問」がよくわからない...。という方は、読者の「検索意図」から悩みを探ってみるといいです。
ちなみに、「検索意図」というのは、人が検索するときに入力する「キーワードの目的」のこと。
例えば、あなたが「アドセンス審査に合格したい」と思ったとき、どうやって検索しますか?
おそらく、
- [アドセンス審査・合格・方法]
- [アドセンス・審査・通らない]
- [アドセンス・審査・記事数]
- [アドセンス・審査・2020]
というようなキーワードで検索するのではないでしょうか?
このキーワードから連想される「読者はどんな情報を知りたいのか?」を考えることで、有用性(価値のあるコンテンツ)の正体が分かると思います。
詳しくは、【初心者向け】ブログキーワード選定のコツの中で解説しているので、そちらをご覧下さい。
⑪:サイト内の記事タイトルが被らないようにする
有用性を示しつつも、サイト内で記事タイトルが被らないようにすることも大切です。
というのも、サイト内で似たようなタイトルがあると、複製コンテンツとみなされてしまう原因になるからです。
意外とやりがちなのが、こういったタイトル
- 筋トレにおすすめの食事法【朝食編】
- 筋トレにおすすめの食事法【昼食編】
- 筋トレにおすすめの食事法【夕食編】
似た内容は1記事にまとめるなどして、タイトル同士が被ってしまわないように注意しましょう
⑫:記事内容はオリジナリティを意識する
アドセンス審査を通過するには、オリジナリティを意識しなくてはいけません。
ただ、これはあまり難しく考える必要はなくて、独自の体験に基づいた感想や気づきなどを入ればOK。
「筋トレにおすすめの運動法」に関してオリジナリティをプラスするなら、
- その運動法を試してみて気づいたこと
- その運動をやってみた実際の効果
- 個人的なこだわりや、補足情報
これらをプラスするだけで、十分にオリジナル文章にできるので、是非意識してみてください。
オリジナル性とは「まだ誰もやってない事」ではない。
オリジナル性というのは、「まだ誰もやっていないこと」という訳ではありません。
「自分の言葉や独自の意見」が含まれていれば、十分にオリジナルにすることができます。




例えば、ユーチューバーの「○○やってみたシリーズ」ってみんな同じことやってますよね。
でも、やる人によって見せ方も違いますし、実際にやってみて感じたことも違うはずです。
世の中にすでに存在するトピックでも実際に体験して見ることで、独自の意見や感想が生まれます。
それを、表現できれば十分にオリジナルコンテンツとなるわけですね。
⑬:見出しは最低3つ以上いれる
アドセンス審査では、コンテンツの見やすさもしっかりチェックされています。
少なくとも見出しは3つ以上使うなどして、見やすさも意識してください。




⑭:1500文字以上で5記事【最低ライン】
アドセンス審査に通過するには、記事数や文字数も大切になってきます。
どんなに価値のある内容を書いていても、500文字程度で1~2記事のコンテンツ量では、合格は難しいです。
本検証用サイトで意識したボリューム
- 1記事あたり1500文字以上
- 5記事以上(今回は5記事で合格)
これまでの経験上、これくらいのボリュームがあれば安全圏だったので、これを目安に記事を作っていきました。
当初の予定としては、
- 5記事完成で審査へ申し込み
- 不合格なら更に5記事追加
- 10記事になったら再度審査
- 不合格なら、また5記事追加
- 15記事になったら再度審査
- これでも不合格なら、他に問題あり
- 記事数・文字数以外の改善・・・・
という流れで進めていくつもりでしたが、運良く最初の5記事で通過できたという感じです。
ただし、これはあくまで目安なので、「これだけで大丈夫」という意味ではないので、注意してください。
※2020年10月現在、5記事程度で審査に合格するのは難しくなってきた印象です。有用性は意識しつつ、コンテンツ数も10~20ある状態で審査に挑みましょう。
記事数・文字数だけ多くても合格できない
アドセンス審査は、文字数とか記事数を多くすれば合格するというものではありません。
これまで紹介してきた、内容を押さえておかないと、5000文字で100記事書いたとしても合格できないので、注意してください。
「たった3記事で一発合格!」とか「1000文字あれば十分」というような情報に惑わされるのは、非常に危険です
重要なのはそんなことじゃないですし、少ない記事数で合格することに意味はありません。




そもそも、読者に理解してもらえる文章を書くには、1000文字や1500文字じゃ全然足りないと思ったほうがいいです。
この記事も、合格してもらう為に本気で書いてるので、1万5千文字超えています。
無駄なアピール合戦に惑わされないように、自分のペースでコツコツ進めていくのが大切です。
- 人の役に立つコンテンツか?
- パクリではないオリジナルの記事内容か?
- サイトの設定はちゃんと完了しているか?
これらをクリアした上で、記事数や文字数を意識していきましょう
⑮:カテゴリーを増やしすぎない【1カテゴリ5記事】
アドセンス審査を通過するには、1つのカテゴリー内が充実していることが大事です。
カテゴリー分けは必須ですが、記事が少ない段階では増やしすぎないようにしてください。
ちなみに、冒頭で紹介した検証用サイトもカテゴリーは1個しかありません。
ポイント
アドセンスは「公開されている全てページのテキスト量」を審査しています。
なので、記事が少ない段階でカテゴリ数を増やしてしまうと、カテゴリーページ一覧に表示されるテキスト量が少なくなるんです
5記事でカテゴリーを増やしすぎた場合
5記事を1カテゴリーにまとめた場合




タグページも同じ【無い方が良い】
タグページというのは、カテゴリーよりもっと細かく分類分けするために、固有のキーワードごとに分けたものですが、記事が少ない段階ではあまり意味がありません。
これも、不十分なコンテンツの原因になってしまうので、アドセンス審査の段階ではタグを付けないようにしましょう。
Googleアドセンス審査でよくある疑問【考察を含む】
次は、Googleアドセンス審査でよくある疑問について答えていきたいと思います。




どれも、これまでの経験と検証結果に基づいている内容です。
ただし、中には考察も含むので、参考程度にお願いします
※今後の検証結果によっては、追加や変更する可能性もあります。
運営者情報・プロフィールページは必要?
アドセンス審査において、運営者情報もプロフィールページも必要ありません。これまで何度もプロフなしで合格しています。
どちらも審査に関係ない
- 運営者のプロフィールページ
- サイドバーの運営者プロフ
ただし、今後のサイト運営のためにはあったほうが良いです。
サイトのジャンルにもよりますが、記事の信頼性を高めたり、読者をファン化させるためにも重要なので、できれば載せるようにしましょう。
アフィリエイトリンクは貼っていても大丈夫?
アフィリエイトリンクを貼っていも合格できますが、以下の点に注意してください。
- アフィリエイトリンクの貼りすぎ
- モロにアフィリエイトを目的としたサイト運営
- 情報教材のアフィリエイトリンク
- リスト獲得を目的としたリンク(DRM)など
楽天アフィリやAmazonアフィリなど、記事の情報を伝える流れで紹介するアフィリリンクはある程度大丈夫です。
ただ、最初から特定のアフィリエイト商品を紹介するためだけに作られたサイトの場合、審査に通過しにくいので注意してください。
ポイント
これらの線引きが難しかったり、よくわからない場合はアフィリエイトリンクを外して審査に申し込むようにしましょう。
特に情報教材系のアフィリエイトリンク(メルマガ含む)には厳しいですので、注意してください。
他サイトへのリンクはOK?
他サイトへのリンクがあっても審査に合格できます。というか、必要なリンクはむしろあったほうが良いかもしれません。
関係ないサイトへの無意味なリンクは無い方が良いですが、有益な情報を伝えるために必要なリンク(外部リンク)は載せても大丈夫です。
ただし、アドセンス審査ではリンク先の内容もチェックされます。




めちゃくちゃ極端な例で言うと、人の役に立つ完璧な内容のサイトでも、アダルトサイトへのリンクが入ってると、不合格になるってことです。
リンクを送るサイト自体も健全かどうか確認してリンクを載せるようにしましょう。
画像は貼っても大丈夫?
画像は貼っても大丈夫ですが、個人的には「審査の段階ではできるだけ貼らないほうが良い」と思っています。
理由は以下のとおりです
- 審査において画像は評価の対象にならない
- 画像はコンテンツの一部となり不合格の原因になりうる
要は、合格できる評価にはならないのに、不合格になる原因にはなるってことです。
画像はあくまでテキストの補足なので、まずはしっかり文章で情報を伝えることが大切です。
「見た目を良くしたい」という理由で載せる画像は不要なので、載せないようにしましょう。
毎日更新(記事を追加)しないとダメ?
毎日記事を追加しなくても、審査には合格できます。
ただ、あまりに期間が空きすぎても、適正に運用を継続されてないと判断されてしまいます。
2~3日に1記事公開できるくらいを目処に更新を継続していきましょう。
アクセス数(PV)がないと合格できない?
アクセス数がなくても審査には合格できます。
これまで審査に通過させてきたサイトのほとんどが、アクセスが無い状態で合格していますし、検証用サイトに関しては、アクセス0で通っています。
注意ポイント
あくまで、2020年時点での見解です。アドセンス審査は常に進化しているので、今後はYouTubeのようにアクセスがないと合格出来なくなる可能性もあります
とはいえ、アクセスアップを目的にした記事作りはすごく大切です。
その理由は2つ
- アクセスを意識しないと合格しても稼げない
- SEOを意識したKWにこそ有用性のヒントが隠されている
要は、アクセスアップをするには「SEOキーワードを意識した記事作り」が大切で、そうしないと有益な記事は書けないということです。
アドセンス審査に申し込む時点でアクセスがなくても大丈夫ですが、検索キーワードを意識した記事作りを心がけましょう。
これに関しては、【初心者向け】ブログキーワード選定の6手順と選定のコツ3つのページで詳しく解説しているので、そちらを参照してください。
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-
ブログキーワード選定の6手順と選定のコツ3つ【初心者向けに解説】
続きを見る
雑記ブログでも合格できる?
雑記ブログでも審査に合格することは可能です。
何か一つに特化したサイトでないと審査に通りにくいと言われていますが、そんなことはありません。
ただ、公開している記事それぞれが全く違うジャンルで申し込むのは、審査に通りにくくなるので注意が必要です。
ポイント
「やったことリスト」でも紹介しましたが、審査で重要なのは各カテゴリーが充実していることです。
各カテゴリーごとに色々なジャンルを扱うのはOKですが、それぞれ少なくとも5記事ずつ入った状態で審査に申込みましょう
中古ドメインでは合格できない?
中古ドメインでもアドセンス審査に合格できます。
僕が所有しているエンタメ系のサイトは、ゴリゴリの中古ドメイン(32万円)ですが、普通に審査を通過しました。
ただし、ペナルティを受けているドメインだと審査に通らないので、注意してください。
無料ブログでは合格できない?
無料ブログでも審査に通らないことはありません。
但し、WordPressなどで審査に申し込むより難しいのは確かです。




僕自身もはてなブログ(無料版)で審査の検証をしてみましたが、なかなか面倒でした。(2020年5月に合格済)
記事がどうとかそういうことではなくて、アドセンス側との互換性の問題です。
それに、アドセンス側も無料ブログのようなサブサブドメインでの申し込みは推奨していません。
ブログ初心者こそ、WordPress(独自ドメイン)で申し込むようにしましょう。
ご質問もお待ちしています
Googleアドセンス審査への申し込み手順
という訳で、サイトの準備が整ったら いよいよアドセンス審査に申し込みをしていきます
アドセンス審査への申し込み手順
- アドセンス専用アカウントを作成し登録する
- 審査用のコードを取得し、サイト内に貼り付け
- サイトとアドセンスをリンクして申請完了
- 審査の結果を待つ【この間も更新してOK】
アドセンス審査への申請手続きはそんなに難しくありません。10分もあれば完了できます。
詳しくは、アドセンス審査への申請手順と、審査コードの貼り付け方のページで紹介しているのでそちらを参照してください。
-
-
Googleアドセンス審査のやり方【審査ブログのポイント~申請手順まで】
続きを見る
Googleアドセンス審査の期間はどれくらい?
アドセンス審査の期間は、人それぞれです。
これまでに経験した審査機関のパターン
- 【合格】初回の申請から3日後に合格通知
- 【合格】2度目の審査で申請後6時間で合格通知
- 【合格】5度目の審査で3週間後に合格通知
- 【不合格】申請から2週間で不合格通知
- 【不合格】数回目の審査で、申請から3時間で不合格
とにかく、色々なパターンあがります。
でも、待っていれば確実に合否の連絡はくるので、落ち着いて待ちましょう。
審査期間中に記事を削除すると結果が遅れる
審査に申し込んでいる期間中に、「この記事やっぱりいらないかな...」と削除してしまった場合、通知が遅れる場合があります。
これは、アドセンス公式の「サイトが承認されるには?」の動画でも紹介されている内容。
記事を削除したい場合は、審査の結果が出てから削除するようにしましょう。
Googleアドセンス審査に落ちた時の対処法
アドセンスの審査に落ちてしまった場合、しっかり修正を加えて、改善した状態で再申請しましょう。
改善すべき項目の一例
- 価値のあるコンテンツになっていない
- ポリシー違反になっている
- コピー又は複製されたコンテンツ
- プライバシーポリシーを設置していない
- サイトに必要な設定や登録が済んでいない
とにかく、不合格になる要因は沢山あるので、それらを一つずつクリアしていくしかありません。
何もせずにそのまま再申請しても、絶対に合格できないので注意してください。
「コロナでサイトを審査できません」となった場合は?
「コロナが原因で審査できません」の場合は、審査基準を満たしていないと判断したほうが良いです。
ポイント
Googleはコロナ対策のために人員を削減して営業しているので、個人に合わせて不合格理由を提示する余裕はないみたいです。
「コロナで審査できない」というのは、一定の基準を満たしていないサイトに対して、不合格理由を機械的に送っていると考えられます。
サイトの改善・修正をした上で、再度アドセンス審査に申込みましょう。
まとめ:アドセンス審査通過までにやったこと【見本あり】
今回は、アドセンス審査を通過するためにやったことを全て紹介してきましたが如何でしたか?
アドセンス審査に合格するには、読者を意識したサイト作りが大切です。
アドセンス審査通過の為にやること
- 独自ドメインでサイト作成【WordPress】
- Googleアナリティクスの設置
- Googleサーチコンソールの設定
- XMLサイトマップの作成と送信
- プライバシーポリシーを準備する
- お問い合わせページの作成
- ナビゲーションメニューを作成
- サイドバー内の不要な項目を削除
- 合格しやすそうな記事ネタを選ぶ
- 記事タイトルは「有用性」をアピール
- サイト内の記事タイトルが被らないようにする
- 記事内容はオリジナリティを意識する
- 見出しは最低3つ以上いれる
- 1500文字以上で5記事
- カテゴリーを増やしすぎない【1カテゴリ5記事】
その為にやることは沢山ありますが、一つずつクリアしていけば必ず合格できると思うので、頑張ってください。
という訳で、今回は以上です。