ブログ記事が書けません。
書き始めてもすぐに手が止まってしまう。
ブログ初心者でもスラスラ書き進められるように、「書き方」を教えて欲しい。
こんな疑問に答えます。
この記事で分かること
本記事の信頼性
当ブログでは「ブログを母艦にお金と心の自由を手に入れる」の理念のもと、ブログの始め方やコツについて発信しています。詳しくはプロフィールをご覧下さい。
ブログを始めたものの、いざ記事を書こうと思うと、なかなか上手く書けないですよね。
そこで今回は、「うまく記事が書けない方」のために、ブログ歴5年・専業ブロガーの僕が、記事の「書き方」について解説していきます。
本記事を読めば、ブログ記事を書く「正しい手順」と「上位を狙える書き方」が分かります。
記事をスラスラ書き進めて「早く収益化したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ブログ記事を書く前に【押さえておくポイント5つ】
記事を書く前に押さえておくポイントは下記の5つです。
記事を書く前のポイント
- 記事のテーマを決める
- タイトル・記事内にKWを含める
- 記事を書く前に「構成」を決める
- 記事の内容は基本「結論」から書く
- ユーザーファーストを最優先する
それぞれ解説していきます。
①:記事のテーマを決める
ブログ記事を書き始める前に、まずはテーマを決めましょう。
- 悩みを解決できるテーマ
- 読者ニーズのあるテーマ
上記2点を意識して記事を書いていきます。
1:悩みを解決できるテーマを選ぶ
ブログ記事に書く内容は「読者の悩みを解決できるテーマ」を選びましょう。
というのも、多くのビジネスが顧客の悩みを解消することで対価を得るように、ブログも読者の悩みを解決することで対価が得られるからです。
ちなみに[ブログで対価を得る=広告収入(※インターネット広告)]になります。
読者に最適な商品・サービスを紹介することで、広告主からお金をいただくイメージですね。
これらの流れについては[ブログ収益化の仕組みとマネタイズ方法7つ]にて解説してるので、そちらを参照してください。
2:読者ニーズのあるテーマを選ぶ
記事に書くテーマは、読者ニーズ(需要)のあるものを選びましょう。
そもそも、読者ニーズ(需要)のあるテーマを選ばないと記事にアクセスが来ず、誰にも読んでもらえません。
特にブログの収益化を目指すのであれば「読者ニーズの有無」は最重要です。(※需要がない=稼げない)
必ず、選ぶテーマの需要を確認した上で、記事を書くようにしてください。
読者ニーズの確認方法は、このあとの「記事の書き方5ステップ」で具体的に解説していきます。
②:タイトル・記事内にキーワードを含める
タイトルや記事内には「キーワード」を含めて書くようにしましょう。
「キーワード」をしっかり含むことで、検索してきた読者に対して、情報の存在を知らせることができますし、検索結果にも表示されやすくなります。
「キーワード」とは、読者が検索枠に打ち込む、言葉の組み合わせのことで、[検索キーワード=読者の悩み]となります。
タイトル・記事内容にKWを含む理由
- 読者に記事を見つけてもらえる
- 検索結果に表示されやすくなる
読者ニーズに応える為にも、「求める情報が含まれている」という事をしっかりアピールしましょう。
③:記事を書く前に「構成」を決める
ブログ記事を書く前に「構成」を決めておきましょう。
いきなり書き始めてしまうと「記事で伝えたいこと」がブレてしまったり、関係ない内容に逸れてしまったりと、まとまりが無い記事になってしまいます。
構成を作り込むと時間はかかりますが、結果的にスムーズに完成までたどり着くことができます。
また、ブログ記事のクオリティも増します。
ブログ記事の構成案のつくり方については、[失敗しない!ブログ記事の文章構成案の作り方]のページをご覧下さい。
-
【失敗しない】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレート・便利ツールあり】
続きを見る
④:本文は「結論」から書く
本文は「結論」から書くようにしましょう。
読者が求めているのは、何より『結論』です。基本的に読者は時間がないので、回りくどい説明だとすぐに他サイトへ離れていってしまいます。
具体的な流れとしては[結論→理由→具体例→再主張(まとめ)]の流れがベストです。
これを意識するだけで、文章のわかりやすさが格段にアップします。
悪い例
私はダイエットをしているのですが、なかなか痩せられず、どうすればいいか悩んでいたところ、筋トレに効果があることを知りました。筋トレを始めて半年で10キロ痩せられました。基礎代謝を上げることが痩せるポイントです。
良い例
ダイエットで効果的に痩せるコツは筋トレをする事です。 【結論】
筋肉をつけることで基礎代謝があがり、脂肪を燃焼しやすくなります【理由】
私も筋トレを優先的に取り入れたことで、半年で10キロのダイエットに成功しました。【具体例】
ダイエットの効果を高めたい方は、筋トレを優先的に取り入れましょう。【再主張】
小説やコラムといった「読み物」であれば、この順番じゃなくても構いませんが、何かを解説するような記事であれば[結論から書く]ことを意識してください。
⑤:ユーザーファーストを最優先
ブログ運営において、読者満足度を優先する「ユーザーファースト」の考え方は非常に重要です。
Googleは、検索結果において「ユーザーの利便性」を最優先に考えています。これが意識 出来ていないブログは、検索上位に表示されず アクセスが集まることはありません。
例えば、以下のような部分を意識することで、ユーザー満足度は向上します。
- 読者に伝わる分かりやすい文章
- 読者の悩みに寄り添った内容
- 改行・装飾・画像で見やすくする
- etc...
ブログ記事の書き方 5ステップ【初心者OK】
ブログ記事を書く手順は、下記のとおりです。
ブログ記事を書く手順5つ
※クリックすると各手順へジャンプします
手順1:キーワード選定をする
まずは「キーワード選定」をしましょう。
「キーワード選定」とは、ユーザーが検索するキーワードを選ぶ作業のこと。[キーワード=読者の悩みそのもの]なので、読者に読まれる為にも、SEOで評価される為にも必要な要素となります。
逆にこれが不十分だと「上位表示されない」「読まれない」という事になってしまいます。
キーワード選定の手順は、下記3ステップです。
SEOキーワード選定の手順
- 複合キーワードを抽出する
- 検索ボリュームを調べる
- 執筆するキーワードを決める
より詳しくキーワード選定について学びたい方は[失敗しないSEOキーワード選定のやり方【初心者向けに解説】]にて解説してますのでチェックしてみてください。
①:複合キーワードを「ツール」で抽出する
まずは、複合キーワードを抽出します。
「複合キーワード」とは、2語以上の単語を組み合わせたもので、読者の悩みをより明確に表したものです。
複合キーワードの例
- [副業 おすすめ]
- [ブログ 書き方]
- [会社員 副業 始め方]
- [WordPress 始め方 初心者]
これらのキーワードは『ラッコキーワード(無料)』を使うと簡単に抽出できます。
補足
という訳で今回は[副業 おすすめ]を例に進めていきます。
メインキーワードを『ラッコキーワード』で検索
『ラッコキーワード』に[副業]と入力し、検索。
すると検索結果には、[副業]を含んで検索される、複合キーワードが表示されました。
まずはこの中から、自分が扱うテーマとして書けそうな(情報提供できそうな)ものを選びましょう。
今回は[副業 おすすめ]を選んでみます。
しかし、このままでは まだ範囲が広いキーワードなので、ここから更に絞り込みます。
選択した「複合キーワード」を絞り込む
選択した[副業 おすすめ]のキーワードの横にある[再検索マーク]をクリックします。
すると、その2語キーワードを含んだ3つ目のキーワード候補が出て来ます。
画面右上にある[全キーワードコピー(重複除去)]をクリックしてコピーしておきましょう。
※クリックするだけで、コピーは完了します
ここまで完了したら次の手順へ進みましょう。
②:検索ボリュームを調べる
続いて、抽出した複合キーワードの検索ボリューム(検索数)を調査していきます。
検索ボリュームとは 1ヶ月間に検索された回数のこと。これをチェックしておくことで、過去データに基づいた需要のあるキーワードを選ぶことが出来ます。
使うツールはGoogleキーワードプランナーです。
キーワードプランナーを使うには、Google広告へ登録しなくてはいけません。
登録手順については[キーワードプランナーの使い方と初期設定の手順]を参照してください。
Google広告を開いたら「ツールと設定」>「プランニング」>「キーワードプランナー」と進みます。
下記画面に移動したら右側の[検索のボリュームと予測のデータを確認する]をクリックします。
検索枠内に先ほど選んだ「複合キーワードリスト」を貼り付けて[開始する]をクリックします。
下記のように表示されればOKです。
表示された月間検索ボリュームを見やすくするときは『月間検索ボリューム』をクリックして並び順を変更します。
補足
今回は有料広告を出さない形で進めているので、ざっくりとした検索ボリュームが表示されていますが、有料広告を出すとより詳細な数字を確認できます。
あくまで指標なので、現段階ではこれでOKです。
詳細な数字を確認したい方は、有料広告の出稿をオススメします。
データを整理したい場合は画面右上のダウンロードボタン→[過去の指標]からExcel・Googleスープレッドをダウンロード出来ますよ。
③:執筆するキーワードを決める
最後に、執筆するキーワードを決めていきます。
狙うキーワードとしては下記のようなキーワードを選ぶのがオススメです。
狙うべきキーワード
- ブログの方針に合うキーワード
- 3語以上の複合キーワード
- 検索ボリューム100~1,000
上記から外れたキーワードは検索上位を取るのが難しかったり、検索上位を獲得してもニーズがなくアクセスを見込めない場合があるので注意してください。
今回は、ざっくりと解説しましたが、さらに詳しくは下記記事をを参照してください。
-
-
【失敗しない】SEOキーワード選定のやり方【ブログ初心者向け手順6ステップ】
続きを見る
手順2:記事の構成を作る
次は、ブログの記事構成を作成していきます。
記事構成とは、ブログ記事の設計図のこと。しっかりと作り込むことで、記事のクオリティを高めることはもちろん、ライティング作業を効率化出来ます。
ブログ記事構成を作る手順
- 想定読者を設定する(ペルソナ)
- 読者ニーズと検索意図を洗い出す
- 競合リサーチ(ライバルチェック)
- 記事の「見出し」作成する
- 記事の「タイトル」を決める
順番に解説していきます。
①:想定読者を設定する(ペルソナ)
先ほど決めたキーワードを元に、想定読者を設定していきます。
例えば、本記事の場合だと[ブログ 書き方]が狙っているキーワードなので、想定読者は下記のようになります。
本記事の想定読者
ちなみに上記は、ブログ開始1ヶ月目の僕自身を想定してます。
このように具体的な想定読者を決めることで、的外れな記事を書いてしまう失敗を防げます。
②:読者の検索意図(ニーズ)を洗い出す
想定読者を設定したら、その読者の検索意図(ニーズ)を分析しましょう。
検索意図には「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類があります。
2種類の検索意図
- 顕在ニーズ
読者自身が気づいているニーズ - 潜在ニーズ
読者自身も気づいていない潜在的ニーズ
大切なのは「潜在ニーズ」を満たしてあげることで、その悩みを取り除くために、適切な情報と提案をしてあげなくてはいけません。
例えば本記事の[ブログ 書き方]の場合だと↓
顕在ニーズ
- ブログ記事の書き方を知りたい人
潜在ニーズ
- 記事を上手く書けるようになりたい
- アクセスが集まる記事を書きたい
- ブログで稼げるようになりたい
- お金の不安を解消したい(会社辞めたい)
常に「なぜ?」を問いかけながらニーズを深堀りするのがコツです。
ブログ記事の書き方を知りたい
[なぜ?]↓
記事を上手くに書けるようになりたいから
[なぜ上手くなりたい?]↓
アクセスを集められるようになりたいから
[なぜアクセスを集めたい?]↓
ブログで稼げるようになりたい
[なぜ稼げるようになりたい?]↓
会社辞めたいから!!
最初は難しいかと思いますが、まずはこれらをイメージしてから記事作成に入るようにしましょう。
③:競合リサーチ(ライバルチェック)
続いて、同じキーワードを狙っている競合サイトをリサーチします。
競合リサーチする理由は、ライバルがどのような「見出し」で記事を書いているのか知るためです。
①:シークレットモードで検索する
[シークレットモード]とは、閲覧記録に左右されない検索結果を見ることが出来るモードのこと。
下記画像のように[シークレットウィンドウを開く]をクリックすると開けます。
シークレットモードが開いたら狙っているキーワードを検索していきます。
②:上位10記事の見出しを調査する
狙っているキーワードを検索したら、検索1ページ目に表示されている上位10記事の「見出し」をチェックしていきましょう。
1つずつサイトを開いてリサーチしていきます。
③:競合サイトでリサーチすべきこと
競合サイトで見ていく項目は、下記の3つです。
競合リサーチで見ていく項目
- よく登場する見出しはあるか?
- どんなニーズを満たしているか?
- 満たせていないニーズはあるか?
- 追加できる独自情報はあるか?
- 見出しの構成の順番・流れ
上記を元に、競合に負けない記事を書くことで、検索上位を目指すイメージです。
④:記事の「見出し」を作成する
狙っているキーワードの検索意図・競合リサーチ情報を元に、記事の見出しを作成していきます。
見出しを作るポイント
- 検索意図を満たす
- 競合サイトを参考にする
- h2~h4タグを使って書く
- 競合が満たせてないニーズをプラス
検索上位にある競合サイトは、すでにGoogleから高く評価されています。これらを参考にすることで、Googleに評価される記事構成を目指せますよ。
⑤:記事の「タイトル」を決める
次はタイトル決めです。記事のタイトルは、検索結果で下記のように表示されます。
記事タイトルは、読者が最初に目にする部分であり、特に重要な部分です。
思わずクリックしたくなるような、魅力的なタイトルを付けてアクセスアップを目指しましょう。
タイトルを決めるポイントは下記の3つです。
記事タイトルを決めるポイント
- 狙うキーワードを含める
- 文字数は32文字以内が目安
- 内容と有益性を分かりやすく表現
「どのような情報が書かれてるか」が、ひと目でわかるタイトルを意識しましょう。
手順3:記事を書く
構成案ができたら、いよいよ記事を執筆していきます。
ブログ記事を執筆する流れは以下のとおりです。
ブログ記事を書く流れ
- リード文を書く
- 本文を書く
- まとめを書く
ブログ記事は、基本的に上記の3つの要素から構成されています。
①:リード文(導入文)の書き方
「リード文」とは、ブログの書き出しに当たる部分の事で、「導入文」と言ったりもします。
リード文の目的は、文字通り読者を本文へとリードする文章のこと。
読者が抱く「この記事は自分の役に立つのか?」という疑念・不信感を払拭して本文を読みすすめてもらう為に必要な要素となります。
リード文で意識するポイント
- 読者の悩みを定義する
- 解決策・内容を提示する
- 解決できる理由を示す
- 読了後のメリットを示す
- 本文へ向けて読者の背中を押す
上記5つのステップで書くことで、読まれるリード文に仕上がります。
②:本文の書き方
続いて、記事の本文を執筆していきます。
内容に関しては、先ほどの記事構成に沿って書けばOKです。
そして記事を書く際は[PREP法]を意識して書くようにしましょう。
「PREP法」を使った書き方
「PREP法」とは、
- Point:(結論)
- Reason:(理由)
- Example:(具体例)
- Point:(結論・再主張)
の頭文字をとったもので、分かりやすい文章を作る為の「基本の考え方」となります。
これを意識するだけで、文章の分かりやすさが格段にアップします。
例えば「筋トレの効果」についてPREP法で書くとこうなります。
PREP法の例文
- 結論:ダイエットで痩せるコツは筋トレです。
- 理由:なぜなら、筋肉をつけることで基礎代謝があがり、脂肪を燃焼しやすくなるからです
- 具体例:私も筋トレを優先的に取り入れたことで、半年で10キロのダイエットに成功しました。
- 結論:ダイエットの効果を高めたい方は、筋トレを優先的に取り入れましょう。
記事の各見出しごとに、上記の流れに当てはめて書けばOKです。
- 「〇〇です」
- 「なぜなら〇〇だからです」
- 「例えば〇〇」
- 「なので(そのため)〇〇」
という枠が決まっていれば作業効率もアップできるので、ぜひ使ってみてください。
③:まとめの書き方
本文が完成したら、まとめを書いていきます。
[まとめ]はその名のとおり、記事の終わりで全体をまとめる部分のこと。
意識するポイント・手順は以下のとおりです。
まとめに書くこと
- 記事の全体の要約を書く
→箇条書きがオススメ - 次のアクションを促す
→読了後にやるべき事 - 関連記事への誘導
→更なる情報の提示
特に重要なのは「次のアクションへの促し」です。
「商品・サービス」への誘導や、「関連記事」を提示するなどして、読者満足度の向上を目指しましょう。
手順4:記事の装飾・画像挿入・その他入稿の設定
記事を書き終えたら、記事を公開するための準備をしていきます。
「まだあるの?」と思うかもしれませんが、これらもブログ記事において重要な項目です。
記事公開までの準備6つ
- 記事を装飾する
- アイキャッチ画像を挿入する
- 記事内の画像を挿入する
- メタディスクリプションを設定する
- スラッグ(URL)を設定する
- カテゴリーの設定をする
- タグの設定をする
それぞれ解説していきます。
①:記事を装飾する
文章の読みやすさを高める為に、適度に装飾を加えていきます。
例えば、テキストを太字・赤字にしたり、ボックス使用するなどして、読者が読みやすいようにまとめていくイメージです。
太字・赤字・マーカー
ボックス
見た目は「WPテーマ」によって大きく変わる
ブログ記事の装飾については、使用しているWordPressテーマによって大きく異なります。
「装飾」が充実していると、執筆作業が楽しくなりますし、作業効率もアップするので、ぜひ好みのテーマを導入してくださいね。
ちなみに当ブログは[AFFINGER6(ACTION)]というWPテーマを使ってます。「稼ぐ」に特化したテーマなので、まさに痒いところに手が届くといった感じ。
詳しくは[【失敗なし!】初心者向けにおすすめのWordPressテーマ]のページで紹介してるので、チェックしてみてください。
-
-
【2023年版】おすすめWordPressテーマ7選【費用を回収する裏ワザ】
続きを見る
②:アイキャッチ画像を挿入する
記事の装飾が完了したら、アイキャッチ画像を挿入しましょう。
アイキャッチ画像とは、その名のとおり 読者の目を惹きつける画像のことで、記事の先頭やトップページに表示される部分になります。
併せて、ブログ全体の見た目にも関係する部分なので、力を入れて作成しましょう。
③:記事内に画像を挿入する
記事内にも画像を挿入していきましょう。
画像を入れるポイントは、下記の2点です。
画像を挿入すべき場所
- h2見出しの直下
- 文章だけでは説明しにくい内容
「h2見出し」の下に入れる画像は、本文に関連性の高い画像を使うのがオススメです。
記事内で使う画像は、先ほど紹介した「Canvaで加工した画像」や「撮影した写真」、「商用利用OKの無料素材」などを使うようにしましょう。
④:メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションとは、記事内容を説明した要約文のこと。
検索結果では、以下のように表示される部分です。
メタディスクリプションを書くコツは下記の通りです。
メタディスクリプションの書き方
- 誰に向けた記事であるかを書く
- 検索キーワードを含める
- キーワードを入れすぎない
- 重要な情報は前半にまとめる
- 100文字程度にまとめる
- 1記事ごとに設定する
- 内容を簡潔に要約する
- リード文のコピペはダメ
- 読むメリットを提示する
上記のポイントを意識して、メタディスクリプションをしっかり設定しましょう。
⑤:スラッグ(URL)を設定する
スラッグとは、ドメインの後半部分のこと。各記事ごとに設定出来る「記事URL」になる部分です。
特に明確なルールは無いので自由に設定して大丈夫ですが、できれば記事内容に合った半角数字を入れるのがオススメです。
例えば、料理に関するブログだった場合、下記のような感じになります↓
例:料理ブログだった場合
- 「https://●●●●●/pancake-recipe」
(パンケーキのレシピを紹介する記事) - 「https://●●●●●/friedfood-recipe」
(揚げ物 料理のレシピ紹介の記事) - 「https://●●●●●/pasta-recipe」
(パスタ料理のレシピを紹介する記事)
⑥:カテゴリーの設定をする
ブログ記事のカテゴリー分けは、SEO対策の面でも、ユーザビリティ向上の面でも重要です。
- ユーザビリティの向上
→目的の記事にたどり着きやすくなる - SEO対策
→Googleクローラーが回遊しやすくなる
カテゴリー分けをする際は、「親カテゴリー」「子カテゴリー」で階層構造を作るのがコツです。
カテゴリー分けの例
- 親カテゴリー:[ブログ]
- 子カテゴリー:[ブログの始め方][ブログの書き方][ブログの稼ぎ方]
上記のように、親カテゴリーに対して「深堀りした記事群」を子カテゴリーでまとめていくようにしましょう。
⑦:タグの設定をする
ブログのタグとは、記事ごとにキーワードを設定する機能のこと。
ブログ全体を共通したキーワードでグループ化して、付箋を付けていくようなイメージです。
ただし、記事数が少ないうちは、無理にタグを増やす必要はありません。
記事数が30~50記事くらいになったら設定しましょう。
手順5:記事を公開する
最後にブログ記事の公開をしましょう。
やっとここまできましたが、記事の公開後にあることも併せて、3つの手順が必要です。
記事公開の手順
- 記事を公開する
- インデックス登録をリクエストする
- 検索順位チェックツールに登録する
それぞれ解説していきます。
①:記事を公開する
編集画面の右上にある[公開]のボタンをクリックして、記事を公開します。
公開前にプレビューにて公開状態を確認することも忘れずに。
公開したら[記事URL]をコピーして次のステップへ進みます。
②:インデックス登録をリクエストする
次にインデックス登録のリクエストをします。
これらはGoogleサーチコンソールで簡単に出来ます。
インデックス登録リクエストの手順
- サーチコンソールにアクセス
- 検索窓に公開記事のURLをコピペ
- [インデックス登録をリクエスト]をクリック
下記のように表示されればOKです。1~2分ほどかかるので、気長に待ちましょう。
ちなみに[インデックス登録のリクエスト]をするには、前もってブログとサーチコンソールを連携させて置く必要があります。
具体的な手順は[Googleサーチコンソールの導入方法と初期設定]を参照してください。
-
-
Googleサーチコンソールの導入手順とやっておくべき初期設定2つ
続きを見る
③:検索順位チェックツールに登録する
「検索順位チェックツール」とは、検索順位を自動で計測してくれるツールのこと。
狙うキーワードを登録しておくことで、毎日自動的に検索順位を計測・記録してくれます。
ブログ運営は、競合サイトと検索上位を奪い合う戦いです。そのため、常に自分のSEO順位を把握しておく必要があります。
記事ごとの検索順位を把握して、それに応じた対策をしていきましょう。
当ブログでは「検索順位チェックツールGRC」を使用してます。詳しくは、[検索順位チェックツールGRCの機能と料金プラン紹介【無料で導入する手順】]を参照してください。
-
-
検索順位チェックツールGRCの料金プランと導入手順【無料で使う方法】
続きを見る
ブログ記事の書き方【上手に書く13のコツ】
ここからは、ブログ記事を上手に書くコツについて紹介していきます。
記事を上手に書くコツ
それでは、解説していきます。
①:ユーザーファーストを徹底する
ブログ運営において「ユーザーファースト」の考え方は非常に重要です。
冒頭でもお伝えしましたが、Googleは検索結果において「有益性・利便性」を最優先しています。
情報の有益性はもちろん、サイトの操作性(使いやすさ)も評価の対象となるのでしっかり意識しておきましょう。
何より「読者が知りたいこと」を書くのが大切です。「自分が書きたいこと」や「不要なコンテンツ」ばかり書いてしまわないように注意しましょう。
とは言え、これらの部分は自分では気づけないことも多いので、
- 時間をおいて読み返す(客観性の担保)
- 家族・友人に見せて意見をもらう
などして「ユーザー目線になれているか?」を自分自身に問いかけるようにしてください。
②:全文は読まれない前提で書く
ブログ記事は基本的に 読まれない前提で書くようにしましょう。
そもそも読者は、すべての文章を最後まで「一言一句逃さずに読む」なんでことはせず、さらっと流し読みするものです。
そのため、重要な情報は太字・赤文字にしたり、ボックスで囲って目に入りやすくするなどの工夫が大切になってきます。
③:オリジナル(独自性)を意識して書く
記事はオリジナル(独自性)を意識しましょう。
これを意識することで競合サイトとの差別化になり、検索上位も狙えるようになります。
Googleは検索結果において多様性を重視しています。
独自性のない「どこにでもある似たような内容」は価値がないと判断し、上位表示されることはありません。
ブログ記事に独自性を出すコツ
- 自分の体験談を書く
- 独自の見解(考え)を入れる
- 他とは違った切り口で表現する
上記を参考に、ライバルにはない独自性を意識して記事を書くようにしましょう。
④:タイトル・見出し・本文にキーワードを含める
キーワードは[タイトル・見出し・本文]に含めるようにしましょう。
タイトルや本文にキーワードを含む事で、読者やGoogleに記事の内容が伝わりやすくなります。記事全体に散りばめるように意識的に入れましょう。
ただし、無理やりキーワードを含めようとすると、不自然な文章になります。
あくまで読者ファーストを意識しつつ、違和感のない範囲でキーワードを含めましょう。
⑤:シンプルで簡潔な文章を心がける
文章はとにかくシンプルに書きましょう。
長ったらしく文章を書いても、読者は読んでくれません。
シンプルな文章にするコツ
- 無駄な語尾や装飾は省く
- 長くなる文章は箇条書きで
- 回りくどい言い回しはしない
上記3点を意識して、シンプルさを追求しましょう。
⑥:小・中学生でもわかる言葉で書く
記事の文章は、小・中学生でもわかる言葉で書きましょう。
読者の目的は「悩みを解決すること」なので、分かりやすさが何より大切。
同じ表現であれば、簡単な言葉を選ぶようにしてください。
特に専門的な内容ほど、難しい言葉は厳禁です。
「初心者向け」と書いておきながら、いきなり専門用語バシバシ入れてるく記事を見かけますが、あれでは読者がすぐに離脱してしまいます。
分かりやすい文章にするコツ
- 難しい言葉、漢字を使わない
- 難しい表現・比喩は使わない
- 必要な用語には補足・ふりがなを付ける
上記ポイントを意識して、分かりやすい文章を書いていきましょう。
⑦:語尾は「です」「ます」調で統一する
ブログ記事の語尾は「です・ます」調で統一しましょう。
なぜなら、語尾が統一されていないと、文章に違和感を与えてしまうからです。
統一されている例
- [だ・である]調
私はブロガーだが、アフィリエイターでもある。 - [です・ます]調
私はブロガーですが、アフィリエイターでもあります。
統一されていない例(混合)
- 私はブロガーだが、アフィリエイターでもあります。
- 吾輩は猫です。名前はまだない。
混合した語尾は読者に違和感を与えてしまいます。
⑧:同じ語尾の連続は2回まで
同じ語尾の連続使用は、2回までにしましょう。
なぜなら、同じ語尾が連続してしまうと、稚拙(子供っぽくて下手)な印象になる上に、読みにくくなるからです。
例:語尾が連続してる文章
語尾の連速使用は良くないです
なぜなら稚拙な印象になるからです。
同じ語尾が連続しないよう注意が必要です。
文章の流れとして読みに印象もありますし、何よりカッコ悪いです。
例:語尾を変えた文章
同じ語尾の連速使用は避けるようにしてください。
なぜなら、稚拙な印象になるからです。
なので、同じ語尾の連続は2回までを意識しましょう。
語尾の連続を避けだけで、印象がガラリと変わるので、しっかり意識していきましょう。
⑨:漢字・ひらがな・カタカナのバランスを工夫する
記事の文章を書く際は、漢字・ひらがな・カタカナのバランスも工夫しましょう。
文章のバランスを意識することで、読者に余計なストレスを与えず「読みやすく理解しやすい」記事に仕上げることができます。
最適な割合は[漢字2:ひらがな7:カタカナ1]です。
読みにくい文章の例
バランスを意識した例
これだけで、とても見やすい文章になりましたね。
⑩:2~3行ごとに改行する
ブログ記事は2~3行書いたら、改行するクセを付けましょう。
一つの段落が長くなりすぎると、非常に読みにくい見た目や印象を与えてしまうからです。
パソコンで表示される2~3行は、スマホだと5~6行で表示されます。
画面に表示された文章がギッシリ詰まってたら、読む気も無くなってしまいますよね。
⑪:「あいまいな表現」はしない
ブログに書く文章はでは「あいまいな表現」は避けましょう。
「あいまいな表現」は、読者を不安にさせるだけでなく、文章の説得力も無くなってしまいます。
曖昧な表現の例
- ~のような気がします。
- ~だと思います。
- 多分~かもしれません。
ブログ運営は、読者に信頼されることが何より大切です。
「この記事読んで大丈夫なの?」と読者に不安を与えないよう「~です。」と言い切る文章を心がけましょう。
⑫:H2見出しの下に画像を挿入する
H2見出し(大見出し)の下には、画像を入れるようにしましょう。
画像を入れることで、文章だけの記事より格段に見やすくなりますし、印象も良くなります。
⑬:執筆後は必ず音読する
文章チェックは、必ず「音読」で行いましょう。
声に出して読むことで、同じ語尾の繰り返しが見つかったり、文章の違和感に気づきやすくなります。
実際に読み上げてみて、違和感がなくなるまでしっかり音読しましょう。
ブログ記事の公開後にやるべき事
次は、ブログ記事の公開後にやるべき事を紹介していきます。
ブログ記事公開後にやるべき事
- インデックス登録の確認
- 検索順位の確認とリライト
- 定期的なメンテナンスをする
順番に解説していきます。
①:インデックス登録の確認
一つ目はインデックス登録の確認です。
サーチコンソールの検索窓に公開した記事URLを入れて、「ページはインデックスに登録済みです」と表示されればOKです。
されていない場合は、リクエストしましょう。
立ち上げたばかりのブログだとインデックスされるのに時間がかかるので、新しい記事を書きつつ気長に待ちましょう。
②:検索順位の確認とリライト
記事の公開から2~3ヶ月経つと、あまり順位変動しなくなってきます。
このタイミングで、検索順位に応じてリライトしていきましょう。
検索順位とリライトの基準
- 50位圏外=検索意図がズレている
- 11位~50位以内=リライトで上位表示の可能性あり
- 10位以内=SEO評価が高い状態
③:定期的なメンテナンスをする
記事の質を保つ為には、定期的なメンテナンスが必要です。
情報は常に変化するものなので、定期的にメンテナンスし、ユーザー満足度の向上を図りましょう。
記事メンテナンスのポイント
- 古くなった情報の修正・削除
- 内部リンクの追加・変更
- キャンペーン等の情報更新
特にキャンペーン情報などで訴求しているアフィリ商品がある場合は、「嘘の情報」になってしまわないように、しっかりメンテナンスしていきましょう。
Q&A|ブログ記事の書き方でよくある疑問
最後に、ブログ記事の書き方でよくある疑問について紹介していきます。
ブログの書き方で予行ある疑問
- ブログ初心者は何から始めたらいい?
- ブログ記事の最適な文字数は?
- 1記事書くのにかかる時間は?
- 記事の書き方を学べるおすすめの本は?
ブログ初心者は何から始めたらいい?
ブログ初心者の方は、本記事で紹介した手順で書き始めることからスタートしましょう。
ブログ記事を書く手順5ステップ
- キーワード選定をする
- 記事の構成案を作る
- 記事を執筆する
- 装飾・画像挿入・設定をする
- 記事の公開をする
基本は上記の流れを繰り返せばOKです。
とは言え、ブログで稼ぐためには「マネタイズ(収益化)」も意識して、書いていく必要があります。
収益化の方法については[ブログ収益化の仕組みとマネタイズ方法7つ]のページで紹介してるので、そちらを参照してください。
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【ブログは稼げる?】収益化の仕組みとマネタイズ方法7つを初心者向けに解説
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ブログ記事の最適な文字数は?
ブログ記事において、最適な文字数は存在しません。
また、読者の悩みの種類によっても、必要な文字数は変わってきます。
ただ、あえて目安を伝えるのであれば「上位記事の平均文字数くらいは書きましょう」といったところです。
ちなみに、平均文字数は「ラッコキーワード」の見出し抽出機能で確認できます↓
文字数が多ければ良いというわけではありませんが、それだけの情報を伝えないと、競合には勝てないという事です。
1記事書くのにかかる時間は?
1記事にかかる時間は、個人のスキルや文字数によって変わりますが、平均的には5時間~8時間程度かけてる人が多いようです。
ちなみに、僕の場合は今でも平均12時間ほどかけているので、めちゃくちゃ遅いです。(開始当初は2~3日かかってました)
かかる時間よりも「質」を意識して記事を積み上げていきましょう。
書き方を学べるオススメの本は?
おすすめの本は下記2つです。
沈黙のWebライティング
「沈黙のWebライティング」は、まさに王道とも言うべき本ですね。
SEOに評価される文章の書き方や、ブログ運営において必要なスキルが幅広く学べます。
シュガーマンのマーケティング30の法則
「シュガーマンマーケティング30の法則」は、商品を購入につながる「心理的な要素のカラクリ」や「テクニック」について、体系的に学べる本です。
ブログで稼ぎたい人は特に、読んでおいて損はない一冊です。
まとめ:とにかく書くことが上達への道!
本記事ではブログの書き方について「5つの手順」と「13のコツ」について紹介しました。
ブログを書く5つの手順
ブログを上手に書く13のコツ
今回の内容をマスターすれば、ブロガーとしての基礎は十分です。
やることも多く大変ですが、本記事を何度も読み返して、成長を目指してください。
大丈夫、あなたなら出来ます!
一緒に頑張りましょう
という訳で今回は以上です。
最後までありがとうございました。