ブログで稼ぐにはSEOが需要っていうけど、何だかよくわかりません。
初心者でも分かるように教えてください。
こんな疑問に答えます。
この記事で分かること
- SEOとは?「基礎知識」
- SEO対策するメリット
- 押さえておくべきSEOの基本
- 初心者がやるべき「SEO対策」
- SEO対策の注意点3つ
本記事の信頼性
SEOの知識は、ブログ運営においてものすごく重要です。
SEOの知識を学んでおかないと、検索結果で上位表示される確率は極めて低くなります。
しかし、ブログ初心者の中には「えすいーおー?」「なんだそれ?うめえのか?」と、よく分からず頭を抱える方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ブログ歴5年・専業ブロガーの僕が、ブログ初心者がやるべき「SEO対策」について、具体的に解説していきます。
SEOの基本~何をすべきかまで、詳しく解説しているので、本記事を読めばSEOにおける基本はバッチリです。
SEOをマスターして、ブログ運営を成功させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
SEOとは?【前提知識】
SEOとは、『Search Engine Optimization』の頭文字をとったもので、「検索エンジン最適化」という意味。
簡単に言うと、自分のブログを「検索で上位に表示させる為の対策」のことを言います。
検索結果で上位表示されれば多くのアクセスが見込めますが、当然ライバルも多いため、ただ記事を書いただけでは上位表示されません。
そのため、Googleに正しく評価される為の「SEO対策」が必要となってきます。
SEO対策=Googleが対象となる
検索エンジンといえば、GoogleやYahoo!が主流ですが、それ以外にも種類があります。
- yahoo!
- Bing
- Baidu(百度)
- DuckDuckG
検索エンジンによって「評価システム」が違うので、本来はそれぞれでSEO対策が必要になってきます。
しかし、日本の場合はGoogleが圧倒的なシェアを誇るため『SEO=Googleの検索エンジン最適化』と考えて問題ありません。
日本の検索エンジンシェアは「Google:77%」「yahoo!:14%」「Bing:8%」となっています。
ちなみに、Yahoo!の検索エンジンは、Googleのシステムを導入しているので、GoogleのSEO対策をしておけば「日本シェアの9割」を最適化できることになります。
内部SEO・外部SEOについて
SEO対策は「内部SEO」と「外部SEO」の2種類に分けられます。
2つのSEO対策
- 内部SEO対策
→ブログ内で完結する対策 - 外部SEO対策
→ブログ外の対策
①:内部SEO対策=自分のサイトを整えること
内部SEO対策とは、文字通り自分のブログサイト内を「SEOに適した形へ整える試作」のこと。
具体的には、下記のような要素を整えてGoogleから評価されやすいコンテンツを目指します。
内部SEO対策でやること
- シンプルで使いやすいサイトにする
- 記事タイトル、内容にKWを含める
- 見出し、内容を整えて解りやすくする
- ユーザーに全力で価値を提供する
- etc...
「内部SEO対策」はSEOにおいて大前提です。
どんなに良い記事を書いても、内部SEOが不十分だと上位表示されなくなるので、しっかり対策しておきましょう。
②:外部SEO対策=被リンクを増やすこと
対して、外部SEOとは「被リンクを貰うこと」です。
被リンクとは?
被リンク(ヒリンク)とは、他のサイトから自分のサイトをリンクしてもらうこと。例えば「参考になった記事はコチラ>>」みたいな感じで記事やサイトが紹介されると、それが被リンクとなります。
Googleは、「他のサイトから紹介される=良質なコンテンツ」と考えているので、被リンクの質と数はSEOにおいて重要な要素と言えます。
ウェブの民主主義は機能する
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。
しかし「被リンク」は自分でコントロールできるものではなく、読者からの信頼があって初めて獲得できるものです。
そのため、ブログ初心者は「外部SEO対策」よりも、コンテンツの質を高める「内部SEO対策」に注力するようにしましょう。
ブログ運営で「SEO対策」するメリット
SEO対策によって得られるメリットは沢山ありますが、その中で代表的なものを3つ紹介します。
SEO対策をするメリット
- 順位が上がり収益化しやすくなる
- 意欲の高いユーザーが集まる
- 広告費がかからない
①:検索順位が上がり収益化しやすくなる
SEO対策を適切に行えば、検索順位を上げることができます。
当然、順位が上がればユーザーの目に触れる機会も増えるので「多くのアクセス」が集まり、収益化しやすくなります。
つまり、ブログで稼ぐにはSEO対策が最重要と言えるでしょう。
逆にSEO対策が不十分だと、アクセスも見込めないので収益化の可能性も低くなります。
②:意欲の高いユーザーを集められる
行動意欲の高いユーザーを集められるのもSEOのメリットです。
検索エンジンからアクセスしてくる読者は、「悩みの解決」を求めて自らアクションしています。
そのため、こちらの提案に対して「行動しやすい」という特徴があります。
例えば下記にように、検索ワードに対して「適切な情報」と「適した商品・サービス」を提案できれば、ユーザーは高確率で行動してくれるでしょう。
検索ワードと解決作の例
- [ダイエット 続かない]
→続かなくなる原因、解決策を提示
→意志が弱くても続けられる「オンラインフィットネス」を提案 - [キャンプ 女子 持ち物]
→必要アイテム、必要な理由、注意点などを紹介
→関連するAmazon商品・グッズを提案
検索されるワードは、ユーザーの悩みそのものです。
悩みを解決できる「最良の情報」を提供して、ブログ収益に繋げましょう。
③:広告費がかからない
広告費がかからないのもSEO対策のメリットです。
通常、「商品・サービス」を売る場合、少なからず広告費が必要になりますが、SEOの場合はお金がかかりません。
- 通常:チラシ、広告費、宣伝費、など。
- SEO:検索エンジン最適化のみ。
SEOで上位表示されれば、継続的に人の目に触れ続けるので、余計な広告費をかけずに済みます。
もちろん、上位表示させるのは簡単ではありませんが、「お金をかけずに売上を出せる」のは、SEO対策の大きなメリットと言えるでしょう。
押さえておくべき「SEO対策」の基本
続いて、必ず押さえておきたいSEOの基本について解説します。
押さえておくべきSEOの基本
- SEO=ユーザーファーストである
- ブログが評価される仕組み3ステップ
- コアアルゴリズムアップデートについて
基礎であり、とても重要な部分なので、しっかり理解しておきましょう。
①:SEO対策=ユーザーファースト
SEO対策の本質は『ユーザーファースト』です。(※顧客の満足度を優先する考え方。)
Googleの理念に『Googleが掲げる10の事実』というものがあります。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
上記は冒頭の抜粋ですが、これを読むだけでも、Googleはユーザーの利便性を第一に考えていることが分かります。
また、「Googleが掲げる10の事実」全体では、「必要な情報」を「最速」で「分かりやすく」届けることを重要視していることも理解できます。
つまり、SEO対策の本質は「ユーザーに有益な情報」を「解りやすく届けること」と言えるでしょう。
②:ブログが評価される仕組み3ステップ
Googleは以下の流れでWebサイトの評価を決めています。
ブログが評価される流れ
- クローラーによる巡回
→コンテンツを見つける - ページのインデックス
→その情報を登録する - 検索順位の決定
→ランク付けする
上記の流れでスムーズにブログを評価してもらう為にも「SEO対策」は重要というわけですね。
特に、③のランク付けは重要です。読者にとって有益なコンテンツを目指し、評価されるサイト作りを目指しましょう。
ちなみに、これら上記の流れを「アルゴリズム」といいます。
これらアルゴリズムは定期的にアップデートされるため、常に新しい情報をチェックしておかなくてはいけません。
③:コアアルゴリズムアップデートについて
「コアアルゴリズムアップデート」とは、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して更新することです。
小さなアルゴリズムの更新は日々行われますが、「コアアルゴリズムアップデート」による大規模な更新は年に数回(2~4回ほど)実施されます。
これによって評価基準が大きく変わるので、検索順位も大幅に変動することになります。
つまり、SEO対策は時代によって異なるということ。成果を出し続けるには、常に新しい情報をチェックしておかなくてはいけません。
事実、数年前まで通用していた、不正な方法で順位上昇を狙う「ブラックハットSEO」も今では通用しなくなっています。
とは言え、Googleは変わらない理念を元にアップデートを繰り返しています。
そのため、ユーザーに焦点を当てたSEO対策をしておけば、これらの順位変動に怯えることはないでしょう。
ブログ初心者がやるべき「SEO対策」14選
ここからは、ブログ初心者がやるべき「SEO対策」について、具体的に解説していきます。
初心者がやるべきSEO対策
- 適切なサイト設定を行う
- 2つの読者ニーズを満たす
- E-E-A-Tの要素を満たす
- 特定のテーマに特化する
- キーワード選定をする
- キーワードを記事タイトルに含める
- 見出しを最適化する
- 本文にキーワードを含める
- 記事の読みやすさを意識する
- 画像にファイル名・Altタグを設定
- メタディスクリプションを設定する
- 関連記事を内部リンクで繋ぐ
- ナビゲーションメニューを設置する
- サイトの高速化を図る
それぞれ解説していきます。
①:適切なサイト設定を行う
Googleに正しく評価されるには、適切なサイト設定が必要です。
必要な設定項目(WordPress)
- XMLサイトマップの設定
- パーマリンクの設定
- サーチコンソールの連携
- アナリティクスの連携
- etc...
上記の設定をすることでGoogleに認識されやすくなったり、サイトのエラーに早く気づくことができます。
また、ユーザーの利便性向上にも繋がります。
具体的な項目については『【初心者マニュアル】WordPressブログ開設後にやるべき初期設定19個』で解説しています。
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【WordPressの初期設定】ブログ初心者が開設後にやるべきこと一覧
続きを見る
②:2つの読者ニーズを満たす
「読者ニーズ」とは、読者が求めている情報のこと。検索の目的とも言い換えられますね。
このニーズには2つの種類があり、その両方を満たすことで、読者の満足度を高めることができます。
2種類の読者ニーズ
- 顕在ニーズ
→検索結果から推測できる表面化した欲求 - 潜在ニーズ
→読者が気づいていない欲求
例えば、[ダイエット 筋トレ やり方]で検索してくるユーザーの2つのニーズは下記のようなものが想像できます。
- 顕在ニーズ
→ダイエットにおすすめの筋トレ方法を知りたい。 - 潜在ニーズ
→筋トレに効果的なプロテイン、食事など。
ユーザーの目的は「痩せること」であり、その目的達成のために「ダイエット 筋トレ やり方」と検索しています。
そのため、具体的な筋トレ方法と合わせて、よりダイエットに効果的なプラスの情報を提示できれば、より高い満足度を得られるでしょう。
読者ニーズを満たす記事の書き方については『【失敗しない】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレート・便利ツールあり】』で解説しています。
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【失敗しない】ブログ記事の文章構成案の作り方【テンプレート・便利ツールあり】
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③:E-E-A-Tの要素を満たす
E-E-A-T(E-A-T)とは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」の頭文字をとったもの。
Googleが独自に定めた評価基準で、SEO上位を狙うための重要な指標となります。
例えば、あなたが「腹痛 止める方法」と検索したとき、誰の言葉を信じますか?
誰とも分からない人の意見より、医者や病院サイトを参考にするのではないでしょうか?
これと同じで、情報の専門性・信頼性はSEOにおいて重要な要素です。
ちなみに、これら要素を満たすには「テーマ選び」がカギを握ります。
理由は、テーマによって求められる「E-E-A-Tの難易度」が異なるからです。
- 病気や健康に関するテーマ
→医者、病院、企業サイト - ダイエットに関するテーマ
→トレーナー、経験者、 - 副業に関するテーマ
→経験者、会社員など
あなたが「E-E-A-Tを発揮できるテーマ」でSEOを狙いましょう。
ブログテーマの選び方については『【失敗しない】稼ぐブログテーマの決め方7つと選ぶコツ』で解説しているので、そちらをご覧下さい。
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【失敗しない】稼ぐブログテーマの決め方7つと選ぶコツ
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③:特定のテーマに特化する
特定のテーマに特化することで、SEOに強いブログを作ることができます。
先ほど紹介したE-E-A-Tでも分かるとおり、Googleは専門性を求めています。特定のテーマに特化すれば専門性も高まり、SEOの評価も上がることでしょう。
例えば、あなたが美味しいカレーを食べたい時「ファミレス」より「カレー専門店」を選びますよね?
これと同じように、特定のテーマに特化することでユーザー満足度が高まり、結果的にSEO向上に繋がるという訳です。
ちなみに特定のテーマに特化することを『特化ブログ』、雑多なテーマを扱うことを『雑記ブログ』と言います。
2つの違いや特徴については『特化ブログと雑記ブログはどっちが良い?【目的別に決めよう】』で解説しているので、そちらをご覧下さい。
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特化ブログと雑記ブログはどっちが良い?【目的別に決めよう】
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④:「キーワード選定」をする
「キーワード選定」とは、上位に表示させたいキーワードを決める作業のこと。
適切にキーワード選定をすることで、SEOで評価されやすいコンテンツが作れます。
例えば「ダイエット」に関する記事を書くとして、[ダイエット 筋トレ]と[ダイエット 食事]では書くべき内容が違ってきますよね?
「検索キーワード=読者の悩みそのもの」なので、適切に「キーワード選定」を行えば、ユーザー満足度の高いコンテンツ作りを目指せます。
また、「キーワード選定」では検索ワードの需要も調べるので、「上位表示したのにアクセスがない...」なんて失敗も防げます。
キーワード選定のやり方については『【失敗しない】SEOキーワード選定のやり方【ブログ初心者向け手順6ステップ】』で解説しているので、そちらをご覧下さい。
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【失敗しない】SEOキーワード選定のやり方【ブログ初心者向け手順6ステップ】
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⑤:キーワードを記事タイトルに含める
記事タイトルには「キーワード選定」で決めたキーワードを必ず含めましょう。
キーワードを記事タイトルに含める事で、Googleが「記事内容」を判断しやすくなり、SEO評価に繋がります。
また、検索ユーザーも「求める情報」を探しやすくなるので、クリックされる確率も上がります。
例えば、あなたが[ブログ 稼ぎ方 初心者]で検索したとして、下記のどちらのタイトルをクリックしますか?
- [A]:ブログで稼げる方法をわかりやすく解説
- [B]:【初心者OK】ブログの稼ぎ方を3ステップで解説
おそらく[B]の方が検索ワードにマッチしているため、クリックする確率も高くなるでしょう。
ちなみに、記事タイトルにはキーワード以外にも意識すべきポイントがあります。
詳しくは『クリック率UP!ブログ記事タイトルの付け方とテクニック15選【例文付き】』で解説しているので、そちらをご覧ください。
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クリック率UP!ブログ記事タイトルの付け方とテクニック15選【例文付き】
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⑥:見出しを最適化する
見出しとは「記事の目次」のこと。
見出しを最適化することで、Googleから記事内容を認識されやすくなり、読者にとっても分かりやすい構成にできます。
見出しを最適化する上で意識するポイントは下記の通りです。
見出し作りのポイント
- h2~h6の階層構造を守る
- 検索キーワードを含める
- 内容がわかる見出しにする
- シンプルな見た目にする
- 競合サイトを参考にする
上記を意識することで、SEO評価されやすい見出しを作ることができます。
具体的な手順については『【SEO効果あり】読まれるブログの見出しの作り方4ステップ』で解説してますので、そちらをご覧下さい。
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【SEO効果あり】読まれるブログの見出しの作り方4ステップ
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⑦:本文にキーワードを含める
記事の本文には、検索キーワードを含めるようにしましょう。
先ほど紹介したように記事タイトル・見出しにもキーワードを含めることは大切ですが、本文にも必要です。
ただし、あくまでユーザーファーストが最優先です。
過度にキーワードを入れすぎて「不自然な文章」にならないように注意してください。
ちなみに、記事内のキーワード出現率は『FunkeyRating』というツールで調べることができます。
測定したいページのURLを入れて[チェック]をすればすぐに確認できます。
具体的な指標はありませんが、4~6%程度が一般的です。
少な過ぎる場合は、不自然にならない範囲で追加するようにしましょう。
⑧:読みやすさを意識する
記事の「読みやすさ」を意識するのも、SEOにおいて重要です。
冒頭でもお伝えしましたが、Googleは検索結果に「有益性・利便性」を求めています。
サイトの「見やすさ、読みやすさ」も利便性として評価の対象となるので、しっかり意識しておきましょう。
読みやすい内容にするポイント
- シンプルで簡潔な文章にする
- 小中学生でもわかる言葉で書く
- 語尾は「です・ます」調で統一
- 漢字・ひらがなの割合を工夫
- 2~3行ごとに改行する
- 執筆後は必ず時推敲する
- etc...
意外と見落としがちなのが、文章の「見た目」です。
文章の見た目の比較
- [✖]:読み易い文章を執筆する秘訣は漢字を使い過ぎない事。
- [〇]:読みやすい文章を書くコツは漢字を使いすぎないこと。
上記のように「漢字・ひらがな・カタカナ」のバランスを工夫して、見やすい文章を意識しましょう。
その他、具体的な文章の書き方については『【失敗しない】ブログ記事の書き方5つの手順【初心者が上達する13のコツ】』で解説しています。
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【失敗しない】ブログ記事の書き方5つの手順【初心者が上達する13のコツ】
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⑨:画像にファイル名・Altタグを設定する
画像は、重要なSEO対策の要素の一つです。
適切な「ファイル名」「Alt属性(オルト属性)」を設定することによって、検索エンジンが適切な評価をしてくれるようになります。
また、これらを適切に設定することによって、Googleの画像検索でも上位表示されやすくなります。
画像「ファイル名」の入れ方
WordPressでは、メディア追加画面の[タイトル]からファイル名を入力できます。
画像ファイル名は、Googleクローラーが理解しやすいように「完結な英単語」で設定するようにしましょう。
ファイル名のポイント
- 簡潔な英単語で入力
- 単語間は(ハイフン)を使う
- 日本語、ローマ字は認識できない
例えば、上記の画像だと『working-women』といった感じですね。
クローラーが認識しやすいファイル名を入れましょう。
画像「Alt属性」の入れ方
「Alt属性」は画像の内容を説明するテキストです。
検索エンジンは画像そのものは認識できず、「altタグ」のテキストを元に画像の内容を判断しています。
Googleクローラーに正しく情報を伝える為にも必ず設定しましょう。
WordPressでは、メディア追加画面の「代替テキスト」(だいたいテキスト)から設定できます。
⑩:メタディスクリプションを設定する
「メタディスクリプション」とは、検索結果に表示される「記事の要約文」のこと。
「設定する・しない」でSEOへの直接的な影響は無いとされていますが、ユーザーはこの部分でも内容を判断しているので、クリック率に影響します。
そのため、わかりやすく魅力的な「メタディスクリプション」を設定して、クリック率を高めましょう。
⑪:関連記事は「内部リンク」で繋ぐ
「内部リンク」とは、ブログ内で「個別の記事」へ繋げるリンクのこと。
内部リンクを繋ぐ事で、ユーザーの「利便性の向上」はもちろん、クローラーも巡回しやすくなります。
クローラーはリンクを辿って、それぞれの記事情報を集めるので、内部リンクは非常に重要です。
しかし、内部リンクは適当に入れれば良いというものではなく、ユーザーの利便性を意識することが大切です。
内部リンクのポイント
- 関連する記事のリンクを貼る
- 関連しない無意味なリンクは逆効果
- クリックされるリンクを意識
内部リンクのコツは、記事内で新たな話題を入れるとき「多くを語らない」ことです。
⑫:ナビゲーションメニューの設置
「ナビゲーションメニュー」とは、サイトの上部やサイドバーに並んでいるリンクのこと。
これを設置することで、ユーザーが個別記事へリーチしやすくなり「利便性・操作性」の向上に役立ちます。
ヘッダーメニュー
フッターメニュー
全ての記事へトップページからリーチできるよう、しっかり設定しておきましょう。
⑬:サイトの高速化を図る
サイトの高速化もSEO対策において重要です。
ページの表示速度が早ければ、ユーザーの利便性を高められます。
具体的には、下記のような方法でサイトを高速化できます。
サイトを高速化する方法
- 処理速度の速いサーバーを選ぶ
- 画像をプラグインで圧縮
- 画像の遅延読み込み
- キャッシュの削除
ちなみに当ブログは、サイトの高速化を図るために、「エックスサーバー」から『ConoHa WING
移行だけで改善できる可能性があるので、興味のある方はぜひ。
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【サーバー移行で速度アップ】エックスサーバーからConoHa WINGへの移行手順【画像60枚で完全解説】
続きを見る
その他、「画像圧縮」や「遅延読み込み」をプラグインで設定するだけでも、サイト速度は改善します。
これらプラグインについては『【2023年最新】WordPressおすすめプラグイン16選【導入~削除の手順まで】』で解説していますので、そちらを参照してください。
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【2023年最新】WordPressおすすめプラグイン16選【導入~削除の手順まで】
続きを見る
※重要「SEO対策」の注意点3つ
続いて、SEO対策の注意点を3つ紹介します。
SEO対策の注意点
- コピーコンテンツはNG
- YMYLジャンルは避ける
- 掲載する情報の鮮度を保つ
①:コピーコンテンツはNG
他人が書いた文章を「そのままコピー」するような行為は絶対にNGです。
検索順位が下がったり、非表示になるだけでなく、他サイトから訴えられる可能性があるので、絶対に止めましょう。
避けるべき事項:
- ユーザーに付加価値をほとんどもたらさない、既存のコンテンツの焼き直し(またはコピー)。
- サイト上にコンテンツの複製やほぼ同じバージョンを掲載する。
また、自分のブログ内の文章をコピペするのも良くありません。
似た内容がブログ内に複数存在すると、Googleは重複コンテンツと判断し、どちらか1つしか表示しなくなります。
言い回しや、文言を変えるなどして重複を回避しましょう。
②:YMYLジャンルは避ける
「YMYL」とは、『Your Money Your Life』 の略で、お金や健康など人の人生に大きな影響を与えるジャンルのこと。
これらジャンルは、SEOで上位表示することが難しいので、選ばないようにしましょう。
YMYLジャンルの例
- 投資・金融・保険
- 健康・医療・薬・病気
- 災害・防災に関する情報
- 人種・民族・宗教・障害・ジェンダー
- etc..
Googleは「YMYLジャンル」に関して、非常に厳しい基準を設けていて、公式サイト、医師、専門家によるサイトでないと上位表示しません。
個人ブログでは太刀打ちできないので、これらテーマを選ぶのは避けましょう。
③:掲載する情報は新しく保つ
情報の「新鮮さ」もSEO対策において重要なポイントです。
書きっぱなしで情報が古い記事は、Googleの評価も落ち、順位がってしまいます。
新鮮な独自のコンテンツを作成する
新しいコンテンツがあると、既存のユーザーに何度もアクセスしてもらえるだけでなく、新規ユーザーも取り込むことができます。
ユーザーの利便性の為にも、定期的にリライトして情報の鮮度を保ちましょう。
初心者向におすすめの「SEO対策」を学べる本
最後に、ブログ初心者におすすめの「SEO対策が学べる本」を紹介します。
『沈黙のWebライティング』は、コンテンツにおけるSEOが学べる一冊。
SEOにおける本質的な考え方から、分かりやすい文章を書くポイントまでストーリー形式で学べます。
本記事の内容と合わせて読めば、より深いSEOの知識を得られるでしょう。
マンガで学べるので、初心者でも安心です。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
まとめ:SEO対策=ユーザーに焦点を絞ること!
今回は、ブログ初心者向けにSEO対策の基礎と、具体的なやり方について解説してきました。
初心者がやるべきSEO対策
- 適切なサイト設定を行う
- 2つの読者ニーズを満たす
- E-E-A-Tの要素を満たす
- 特定のテーマに特化する
- キーワード選定をする
- キーワードを記事タイトルに含める
- 見出しを最適化する
- 本文にキーワードを含める
- 記事の読みやすさを意識する
- 画像にファイル名・Altタグを設定
- メタディスクリプションを設定する
- 関連記事を内部リンクで繋ぐ
- ナビゲーションメニューを設置する
- サイトの高速化を図る
SEOで上位を獲得するには、いろいろな施策が必要ですが、全ては「ユーザーへの価値提供」のためです。
『ユーザーファースト』を念頭において、有益なコンテンツつくりを目指しましょう。
また、SEO対策を学んだら、ブログの収益化についても学びましょう。
せっかく上位を獲得しても、マネタイズ手段が分からなければ、稼ぐことはできません。
ブログ収益化の方法については『【ブログは稼げる?】収益化の仕組みとマネタイズ方法7つを初心者向けに解説』で解説しているので、合わせて目を通しておきましょう。
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【ブログは稼げる?】収益化の仕組みとマネタイズ方法7つを初心者向けに解説
続きを見る
という訳で今回は以上です。