
無事にWordPressブログの立ち上げが無事に完了しました。
次はWordPressの初期設定をしたいのですが、何をどうすればいいですか?
初心者でも分かるように教えてください。
こんな方へ向けた内容です!
本記事の内容
- WordPressブログに必要な初期設定6つ
- 初期設定のあとにやること5つ
この記事を参考にすることで、WordPressブログに必要な初期設定の方法が分かります。
さらに、初期設定が終わったあとに「やるべき事」についても紹介しているので、ブログ記事の作成まで迷わずに進むことができます。




ポイント
今回はワードプレス初心者でも失敗することなく設定できるように、最大限に噛み砕いて解説していきます!
知識ゼロでも大丈夫なので、安心して読みすすめてくださいね
目次
WordPressに必要な6つの初期設定
WordPressブログで最初にやっておくべき初期設定は6つあります。
- 一般設定:【サイトタイトルなど基本設定】
- 投稿設定:【投稿時のカテゴリ分類などの設定】
- 表示設定:【Topページに表示するコンテンツの設定】
- ディスカッション設定:【コメントなどに関する設定】
- メディア設定:【画像サイズに関する設定】
- パーマリンク設定:【記事URLに関する設定】
この6つを済ませてしまえば、とりあえず記事作成はスタートできます!
WordPressの初期設定は、今後のブログ記事作成をスムーズに進めていくためにもとても大切な項目です。




初心者が悩みがちな部分を抑えつつ、難しい部分はある程度割愛して進めていくので、安心して読みすすめてください
[一般設定]の方法
WordPressにログインし[ダッシュボード]→[設定]→[一般設定]をクリックします
一般設定で設定・確認するのは、以下の4つです。
- サイトタイトル:【自分のサイトの名前】
- キャッチフレーズ:【空白がおすすめ】
- WordPressアドレス/サイトアドレス:【https になっていることを確認】
- メールアドレス:【普段利用しているもの】
その他は基本的にはデフォルトのままでOKです。(※画像を参照してください。)
設定・確認すべき4つの項目について解説していきます。
①:サイトのタイトル:【自分のサイトの名前】
サイトのタイトルは、あなたのブログサイトの名前となる部分で、非常に重要です。
WordPressをインストールした時に設定したと思いますが「適当に決めてしてしまった」という方は、以下のポイントに沿って、もう一度考えてみましょう。
- キャッチーで覚えやすいかどうか?
- サイトのジャンルやテーマに合っているか?
- 愛着をもって、長く付き合える名前かどうか?
ここは後からでも変更できる部分ですが、変更するたびに検索順位が下がったり、アクセスが減少するなどのデメリットがあります。
頻繁に変更することがないように、しっかりと決めるようにしましょう。
ポイント
サイトのテーマや、扱うジャンルが決まっているなら、それに関係するものがgoodです。
雑記ブログのようにいろいろなテーマを扱うつもりなら、内容が限定されないようなサイトタイトルにすると良いですよ。
たとえば、当サイトのタイトルは『Tomiyoshi Blog』という、運営者の僕の名前をタイトルにしているので、ジャンルが限定されることはありません。
②:キャッチフレーズ【空白がおすすめ】
キャッチフレーズは、サイトを簡単に紹介する一言を入れる部分ですが、基本的には空白にしておきましょう。
理由としては「SEO的に好ましくないから」なのですが・・・難しい説明は割愛します!
要は「入れてもメリットはないけどデメリットになる可能性はあるよ!」ということですね。
初期の状態だと【Just another WordPress site】という文章が入っているので、これは消しておきましょう。
③:WordPressアドレス/サイトアドレス【https を確認できればOK】
以下の2つは、枠の中にあるURLを確認するだけでOKで、URL(アドレス)が、https:// というように、SがついていればOKです。
- WordPress アドレス(URL):【https://●●●.kp】
- サイトアドレス(URL):【https://●●●.jp】
ここは、基本的にはあまり触れないほうが良い部分です。下手に変更してしまうと、サイトにログインできなくなったりするので、注意してください。
もし、この部分が[http:]のままで、S がついていない場合は、SSL化の設定が必要になります。
(※エックスサーバーのクイックスタートでインストールした場合は、完了できているはずです。)
SSL化の手順については、【知識ゼロでもOK】WordPressブログの始め方の中で解説しているので、そちらを参照してください。
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【知識ゼロOK】WordPress(ワードプレス)ブログの始め方を完全解説【初心者向け!】
続きを見る
メールアドレス【普段利用しているもの】
サイトにコメントが来たり、他サイトで紹介されたとき、ここで設定しているメールアドレス宛に、通知が来ます。
普段から利用しているメールアドレスを登録するようにしましょう。




[投稿設定]の方法
[投稿設定]では、投稿する記事に関しての設定が出来る部分ですが、基本はデフォルトのまま変更する必要はありません。
[設定]→[投稿設定]の順でクリック。以下の画像のようになっていればOKです。
▼クリックで拡大▼
- 投稿用カテゴリーの初期設定:【未分類】
- デフォルトの投稿フォーマット:【標準】
[表示設定]の方法
[表示設定]ではサイトのトップページに表示するコンテンツを変更することができます。
▼クリックで拡大▼
WordPressブログを開設したばかりであれば、以下の設定内容でOKです。
- ホームページの表示:【最新の投稿】
- 1ページに表示する最大投稿数:【10 投稿】
そのほかの設定は画像を参照してください。
[検索エンジンでの表示]にはチェックを入れないようにしてください。
■ 1ページに表示する最大投稿数について
[ページに表示する最大投稿数]は、サイトのトップページに表示される[投稿した記事の数]を決める部分です。
一覧で表示されるのですが、あまり多くしすぎてもスクロールするのが面倒なので、多くしすぎないようにしましょう。
ポイント
とりあえず最初の時点では、投稿記事が一覧で表示される上記の設定にしておきましょう。
[ディスカッション]設定
ディスカッション設定では、主にコメントに関する管理方法を設定することができます。
▼クリックで拡大▼
主に設定するのは以下の5つの項目です。
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメント設定
- 自分宛のメール通知
- コメントの表示条件
- アバターの表示設定
それぞれ解説していきます。
①:デフォルトの投稿設定
[デフォルトの投稿設定]は下の3つにチェックが入っていればOKです。
ここで設定した内容
- 自分のブログで他サイトを紹介したとき相手に通知する【今く行けば相互リンクになる】
- 他サイトからの「リンク貼りましたよ!」を受け取るかどうかの設定
- あなたのブログ記事に対してのコメントを許可するかどうか
コメントを許可したくないときは、一番下のチェックは外してください
他のコメント設定
[他のコメント設定]は以下のように設定すればOKです。
スパムコメント防ぐためにも、いちばん上の「コメント投稿者の名前とメアドの入力必須」にはしっかりチェックを入れておきましょう。
自分宛のメール通知
ここは2つともチェックを入れておきましょう。
ここにチェックを入れておくと、コメントが投稿された時に[一般設定]で登録したメールアドレス宛に通知が届くようになります。
コメントの表示条件
コメントの表示条件は[コメントの自動承認を必須にする]にチェックを入れてください、
当サイトでは、一度承認した投稿者のコメントを許可していますが、毎回承認制にしたい方は2番目のチェックは外してください。
アバターの表示設定
アバターの表示設定は、[アバターを表示する]にチェックを入れておけばOKです。
これで、コメント時にアバターが表示されるようになります。
[ディスカッション]の設定が完了したら[変更を保存]をクリックしてください。
[メディア]の設定方法
[メディア設定]では、記事作成の時の「画像のサイズ」に関する設定ができます。
[ダッシュボード]→[設定]→[メディア設定]をクリック。
基本的には、デフォルトの初期設定のままで問題ないです。
[パーマリンク]の設定方法
[パーマリンク]というのは、投稿した記事それぞれのURLのことです。
[設定]→[パーマリンク設定]へ進み、[カスタム構造]にチェックし【 /%postname%/ 】と入力してください。
▼クリックして拡大▼
入力して[変更を保存]をすると、[投稿名]に切り替わると思いますが、それでOKです。
上記のように設定すると、記事作成のページで記事のURLを個別に設定できるようになります。
パーマリンク設定はSEOに影響する
パーマリンクは、SEOに影響する部分で、最初に設定しておかなければいけません。
そして、このパーマリンクに対してGoogleは以下のように推奨しています。
- URLの構造はできる限りシンプルにする
- IDではなく意味のある単語を使用する
要は、記事内容に関係する半角英数字を入れましょうということですね。
たとえば、本記事の場合だとURLは、【https://tomiyoshi-blog.com/wp-initial-setting/】となっています。
『wp-initial-setting』
▼▼▼
WordPress(wp)
初期設定(initial-setting)




何も入力しないと、記事タイトルに入力した文字がそのまま挿入されてしまい、複雑で長ったらしいURLに変換されてしまいます。
これだと、SEO的にも読者に対しても良くないので、忘れないように設定しましょう。




ここまででWordPressでやっておくべき初期設定は完了です!
この流れで、このあとやっておくべき事も済ませてしまいましょう
WordPress初期設定の後にやること4つ
WordPressの初期設定が済んだら、次にやることを4つ紹介しておきます。
初期設定の後にやること4つ
- WordPressテーマの設定
- プラグインの削除と追加
- サンプルページの削除
- プライバシーポリシーの作成
それぞれ順番に解説していきます。
WordPressテーマの設定
WordPressテーマというのは、サイトデザインや機能の大部分を決めてしまうテンプレのこと。
WordPressのテーマには[無料テーマ]と[有料テーマ]があり、それによって機能やデザインバリエーションに差が出ます。
- 無料テーマ:シンプル・機能が少なめ・日本語に非対応
- 有料テーマ:SEO対策済み・多機能・収益化に特化・デザイン性が高い
ブログで収益化を目指すのであれば、有料テーマ一択かと思いますが、そこまで稼ぐことを意識しないのであれば無料テーマでも十分です。
ちなみに、当サイトはAFFINGER5(アフィンガーファイブ:14,800円)という、WordPressテーマを使っています。デザインはもちろん、機能性もSEO対策も抜群なので、総合的なメリットを抑えつつ記事作成に集中したい方にはおすすめです。
おすすめのテーマについてはWordPressテーマおすすめTOP3で詳しく紹介しているので、そちらを参考にして見てください。
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失敗なし!初心者向け WordPressテーマ6選【無料あり】
続きを見る
プラグインを追加する(不要なものは削除)
テーマの設定が完了したら、プラグインを追加しましょう。
プラグインというのは、WordPressにない機能を補足する装備品のようなもので、今後のブログ運営を快適にするためのものです。
しかし、プラグインを入れすぎてしまうと、サイトが重くなったり干渉してしまうデメリットもあります。
導入するプラグインは、必要最低限にしておきましょう。
最低限入れておきたいプラグインについては【超王道】WordPressおすすめプラグイン7つでのページで」紹介しているので、そちらをご覧ください。
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WordPressおすすめプラグイン【王道6つ+便利5つ】
続きを見る
WordPressインストー後、デフォルトで入っている以下のプラグインは削除してOKです。
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
サンプルページの削除
WordPressの初期状態では、サンプル用のページが公開されていますが、これは不要なので削除してください。
- 固定ページのサンプルを削除
- 投稿ページのサンプルを削除
- サイドバーウィジェット内のメタ情報を削除
また、サイドバーなどに表示されている[メタ情報]も不要なので、合わせて削除しておきましょう。
①:投稿ページのサンプル削除方法
[ダッシュボード]→[投稿]→[投稿一覧]へ進みます。
『Hello world!』というタイトルの記事が公開されているので、[ゴミ箱へ移動]をクリックして削除完了です。
固定ページのサンプル削除方法
[ダッシュボード]→[固定ページ]→[固定ページ一覧]へ進みます。
『サンプルページ』の項目の[ゴミ箱へ移動]をクリックすれば削除完了です。
[メタ情報]の削除方法
[ダッシュボード]→[外観]→[ウィジェット]をクリック。
サイドバー、(又はフッター)の項目内にある[メタ情報]の削除をクリックすれば完了です。
使用しているテーマによってウィジェットの位置は変わります。
それ以外の、項目はお好みで追加してください。
プライバシーポリシーの設定
プライバシーポリシーの設定は非常に重要です。
プライバシーポリシーというのは、個人情報の取り扱いに関して、サイトの方針を明記したものです。
ブログを収益化する場合はもちろん、アクセス解析やコメントを受けつけるのも個人情報になるので、しっかり作成&設定しておきましょう。
設定方法については、【コピペOK!】プライバシーポリシーの雛形テンプレ【WordPressに設置する手順】で解説しているので、そちらを参照してください。
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【コピペ可】プライバシーポリシー雛形テンプレ【WordPress(Cocoon)で解説】
続きを見る
まとめ:初期設定を終わらせて記事作成を!
今回は、WordPressインストール後に必要な初期設定と、最初にやっておくべき設定について紹介してきました。
やっておくべき初期設定は6つ
- 一般設定:【サイトタイトルなど基本設定】
- 投稿設定:【投稿時のカテゴリ分類などの設定】
- 表示設定:【Topページに表示するコンテンツの設定】
- ディスカッション設定:【コメントなどに関する設定】
- メディア設定:【画像サイズに関する設定】
- パーマリンク設定:【記事URLに関する設定】
初期設定の後にやること4つ
- WordPressテーマの設定
- プラグインの削除と追加
- サンプルページの削除
- プライバシーポリシーの作成
ちょっと項目が多いので面倒だとは思いますが、どれも重要なのでしっかり設定を済ませてから記事作成に取り掛かりましょう。
という訳で今回は以上です。